笹川真生

光にしないで – 笹川真生

永遠の続きがいつも欲しかった。
だめな子なの本当もう、
下らないの。
魂とか言われても、
美味しそうに思えない。

公共の福祉で春を欲しがったきみの軽い口が、
そう、いつもより饒舌だから、泣いてしまいそうで。

もう期待しないで
もう期待しないで
もう期待しないで
わたしが悪いの

もう無視しないで
もう無理しないで
どうかそんな風に死にたがらないで

もう期待しないで
もう愛さないで
もう話しかけて
光にしないで

もう期待しないで
もう愛さないで
あなたの都合で
光にしないで

いて

きみは既に光を知ってるよ

人気の新着歌詞

異邦人 – 笹川真生

あいつらの名前を書いた紙飛行機空を統べるわたしはここから逃げたりしないよ永遠がどんなもんかわたしにはまだ分からないけどたぶんそう、きっと、長くはないでしょう人よ

日本の九月の気層です – 笹川真生

何もかも嫌になってそして味気ない水を噛んで芝居がかった自由自在にからめとられている感受性の檻からあなたに贈った言葉さえ共感の羞恥で排水になっていく操縦が効かなく

食虫植物 – 笹川真生

食べなくちゃ 食べなくちゃ嫌なこと忘れさせて?いかないで、ねぇいかないで?君の体温と、心、臓。アイ アイ アイラブユーとアイ アイ アイヘイチュー君のすべてがあ

ためらいあいいたい – 笹川真生

透明な目をして二度と朝が来ない人を休日に細胞の印刷に誘うこと深海のコンビニもあなたはまだ知らないし重力に耐えられない光を見ていたこれでよかったんだ頭の底の患部ま

うろんなひと – 笹川真生

どうやったって1人きりすれ違いが人生か漂白しすぎた心臓がからり、と鳴った興味ないのが分かるよわたし、だって霊能者ほれぼれするほど無責任な夜空に散った常識っぽく生

わかちあうこと – 笹川真生

えいえんだとかおもってたきせつもこえもひともいいたいことがいえなくなるほしの血になるもういちどあのひのようによろこびかなしみとおどろうなにもかもおきざりにしてい

ノーヘヴン・ノーヘヴン – 笹川真生

帰り道の途中あなたの大きな心臓が後ろを尾けてくる気がして目を逸らしましたどんな気持ちだったろう似たもの同士で傷つけあって血を分けあってみたり、笑ったり泣いたり、

あかいいと – 笹川真生

あかいいとのほこさきをうけとめてうみのさきへあぁ はずむ むねの たかなりをばれないように いき ひそ めて

サニーサイドへようこそ – 笹川真生

肝心なところでいつも遅刻してる安全な場所から眺めるだけ眺めるだけ日々を性格が治らないいつも同じ服で漠然と生き急ぐことに慣れてしまうもう天使なんて見えない「天国じ

だれかのうみ / さまよって – 笹川真生

いつか効いていくなんて嘘背伸びしたような言葉が熱いから冷ましてよ早急に爛れた心に流れる血を見せて激しく吠えている、たかがはずれたきみの痛みから / 覚めなかった

ですから、灼けました – 笹川真生

やがて始まる後悔の裁判で頭が狂って優勝…。それが望ましい。神経の回路にちょっと施したい。改造を。人混みを避けてあるいているくせに心とかいうとこがちょっとあいてる

最低 – 笹川真生

華やかな地獄の窓口で、何者かが墜天したらしい。幸せに暮らしていけるように。きみだけはまばゆいままでいて。ほしい。ほしい。ほしい。わたし 最低な実験体わたし 最低

不細工 – 笹川真生

けむりを見てた十一月水着を着ればそこは夏ひとがみな海へゆく日にはただ空を見てる笑い合い 泣き 奪い合う個体怖いかい 古来からの慈愛けむりを見てたもうどれくらいか

Back to top button