笹川真生

だれかのうみ / さまよって – 笹川真生

いつか効いていくなんて嘘
背伸びしたような言葉が
熱いから冷ましてよ早急に

爛れた心に流れる血を見せて
激しく吠えている、たかがはずれたきみの

痛みから / 覚めなかった
かわいそうな人ね
誰かのうみを彷徨い出しちゃだめだよ
溺れてしまったら
戻れなくなるから
約束して

あと少しだけ足らんこと
それがどんなものだか
分かってたらあがいてない
滑稽ね

あの光だけがほんとうに処女で
わたしにもきみにも
その皮膚には触れられない

また夢で泣いてしまった / こと
きみに話せない
あと少しで掴めそうな気すらしたのに
あぁ もうだめかも
不思議と、行けそうな気になってる
どこへでも!

また夢で泣いてしまって / また何か思い出して
まぼろしみたいな SOS
綺麗 これもいいかも
たとえば、まばゆい夏のような感度で
歩いていけたら良い

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