Arika

暁光 – Arika

苦い夢から覚めて 窓を開けて夜を逃がす
昇る陽が叩く身体を シーツになする

誰も届かない部屋で 誰かに届くよううたう
今際の顔で笑えばあなたを救える?

から から 混ざり合えば ほら ただ 流刑

選んで 往く先には 何があるの 孤独だけ
苛まれる 幾重の幸 転がり落ちる前に

今はただ 歪な歌 何もないの 言葉さえ
嘘をついてと レンズを向けてよ
焼かれてく 崩れてく かたち

(呼吸)

鋭な声の名残 掻きむしり虚空に放す
塗り込めた肌の下には慟哭が統べる

ここに居たいと云うのならば 口をつぐみ後の始末を
ただならぬ心 包む繻子が欲しいだけ

永 はない 事切れる合間に 抜け 出そう
誘え

選んだ 道の先で 何を成せば 満ち足りる
聞こえてきた ひと匙の好(こう) 応え愛するように

今から 照らす歌が 紡げるなら 届くのなら
何があっても 夜は明けてく 白々

冴え渡る空 レンズを向けてよ
開けてく 満ちていく かたち

焼かれてく 崩れてく かたち

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