Arika

倶利伽羅 – Arika

物覚えが悪いから 痛みとともに
色をのせた刺し付き
どんなに辛いことも どんなに忘れたいことも
もう消えない場所で花開いている

ただ心のまま ただ腫れが引いた
喉元過ぎればまた 増えてく
大体ここに来ては だんだん沈んでいく
知らないうちに 深く沈む

乱れた過去を整えて
描いたものよ 蝶よ花よの記憶
歪んだ未来携えて
ただ心のまま ただ進みたいのに
墨に 鬼に 蛇に 絡め取られている

逃げ水を避(さ)けたらもう 独りぼっちで
息を吐いて傅く(かしづく)
どんなに弱い身でも どんなに聞き分けていても
変えられない人に空ぶっている

ただ心のまま ただ晴れを祈り
声を枯らしてもまだ 生きてる
大体ここまでだと だんだん憂い帯びて
綺麗な嘘を つき続けた

乱れた過去を変えたくて
刻んだものよ 善よ悪よの意識
歪んだ未来踏み倒し
ただ心のまま ただ終わりたいのに
墨が 鬼が 蛇が 許してくれない

地獄までは付き合えない 変わるのは人ではない
消せなくとも 上書きして 自ら 手ずから
生きてみたい

乱れた過去を整えて
描いたものよ 蝶よ花よの記憶
歪んだ未来携えて
ただ心のまま ただ進みたいのに

乱れた未来変えるまで
描きたいのよ 蝶よ花よの記憶
まだ心のまま まだ進みたいから

墨に 鬼に 蛇に 絡め取られている
今に 見てて これは 墨で描く私

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