雨は遣らず空は僕を置いて泣いた
前髪が濡れていく優しい嘘だった
奈落で待っている
何度も寂しくなって
午前四時、沈み ふらりと歩く
何度も仰いだ空は
散る煙雲に天照らす月
邂逅が丁寧に拐かす
飄々と聞こえるか
街が照らす夜に僕を除けてくれと
悴んで待てないや 冷たい嘘だった
最後の願い
何度も寂しくなって
しゅるり しゅるり 溢れていく
何度も何度も繰り返す
記憶 白く 濁る
雨は遣らず空は僕を置いて泣いた
明け方に醒めないや 小さい嘘だった
奈落で待っている
あなたが愛した長い夜
あなたを愛した長い夢
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グッドバイ – それでも尚、未来に媚びる そう、本当に勝手でさ「大丈夫」いつもの合言葉缶コーヒーと煙草の火白い息と煙 断つあー、いない いない温もりも 声も癖も終いには忘れていく埃にまみれてさ耿々と消せ
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