黄金の街は僕を置き去りにして
追いかけても 離されていく
息が肩に見えていた
僕は項垂れて悔やんでいて
日陰から焦がれた
焦げたアスファルトの蜃気楼
夢は映らなかった
イエスタデイ、イエスだけ
伺う手立て 唱えた呪文はまた宙を舞う
踊る 踊れないに脅されている
頼む、とびきりの薬をくれ
ずっと僕の隣に居たはずの温もりは
左手に奪われた 僕を置き去りにして
イエスタデイ、悦だけ
昨日のことが腐るほど青天井を乞う
「あなたを逝かせる薬は何?」
「脅されて生まれた命は何?」
と、僕を信じてくれていたあなたでした
阿婆擦れて裏切った 僕を置き去りにして
あなたは何処へ行く?
夢見た街で現実を見て
あなたは何処へ行く?
僕を置き去りにして
春、境界を超えて
出会うための別れと言うもんでさ
「会心の冗談さ」「笑えないね」
僕を捨てたこの街で
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グッドバイ – それでも尚、未来に媚びる そう、本当に勝手でさ「大丈夫」いつもの合言葉缶コーヒーと煙草の火白い息と煙 断つあー、いない いない温もりも 声も癖も終いには忘れていく埃にまみれてさ耿々と消せ
也子 – それでも尚、未来に媚びる ハロー なあ、未来は今明るいか?摩耗した神経 研ぎ澄ます声ハロー 今日も僕は僕を晒すごめんな それでも歌い続けるよ夜の灯火 帷の果てアナログテレビの砂嵐遠くへ駆
軋み – それでも尚、未来に媚びる 雨は遣らず空は僕を置いて泣いた前髪が濡れていく優しい嘘だった奈落で待っている何度も寂しくなって午前四時、沈み ふらりと歩く何度も仰いだ空は散る煙雲に天照らす月邂