誰が咲いて歌えどもただただ頷くだけ
感覚を捨てたあなたにさよなら
心を巣食う愛しのあなたへ
理想はとうにかけ離れて
頭の中では落ち込んだ
鳴らさない内緒の音で
「殺し続けてさ」
疑いを、続けては、灰になる
本当の意味を探す日々
しかめ面 繰り返す今日
ぶちまける某
ただ愛を訴えども夏と次と欲だけ
僕は陽を背に歩き出す謀叛へ
こう言えることがどうして
言える言葉が膨らんで
心を巣食う
愛しのあなたへ
ただ口を噤むなら
青が枯れてゆくだけ
感情を捨てた
あなたにさよなら
心を失くすぐらいなら
枯れて消えてゆく夏の虫
僕は断つ 無言で
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   軋み – それでも尚、未来に媚びる   雨は遣らず空は僕を置いて泣いた前髪が濡れていく優しい嘘だった奈落で待っている何度も寂しくなって午前四時、沈み ふらりと歩く何度も仰いだ空は散る煙雲に天照らす月邂