この足で歩いていく
何も成し得なかった
今日もしがない人でした
情けない表情さえも
嬉しいと、悲しいと
動くのは芯の感情で
「本当は嘘でした」
まるで夢の中でさ、
どうやら脳は生きろと告げ
声は大きくあなたを呼ぶ
息を飲み 燃ゆる炎天下
歩く理由は頭の中
呆れる程に痛かった
本当の言い訳教えてよ
夏になる程、嫌だった
血と血であなたを繋ぐ
生命線を確かめる
もう駄目かと思った真夏の日
茹だる脳汁が日陰を求めて
沸き上がる感情を抑えていた
尾っぽ切ったとて生き続け
声が無くともあなたは呼ぶ
想像を超える現実に
生きる意味が分からずとも
呆れる程に痛かった
本当の言い訳教えてよ
夏になる程、嫌だった
繋げたのはあなたの方で
痺れる音が欲しかった
寂れた景色 僕を責めてよ
嫌になる程、夏だった
血と血であなたを繋ぐ
生命線を
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