子供の頃からね
どっかで捨てきれない劣等感
あきらめがはやくて
逃げ道を探す癖
時はだんだんと
しぶきジャンジャンと
撒き散らすように現実を淡々と
あたしに見せてきた
自分にとってプラスかマイナスか考えない人はいますか?
未熟さとズルさに勝つ真っ直ぐなモノ守れていますか?
想像もつかない悲しみがあることを知っていますか?
大切な人と生きれるこの今は永遠にそこにありますか?
鏡を見た
歪な形をしたあたしを知ったあなたは
驚きもせず手を取った
道でふと 赤い千切れ雲
「此処からでも見えるよ、美しい世界」
あなたがそこで笑って
それだけで何故か許されて
深い淵で上を見上げて
残ってた力に気付く
躊躇い 躊躇繰り返して
それでもまだ僕らはゆける
瞬きを忘れる景色を
いつか目にすることになる
目まぐるしいほど移り変わっていくその時代
二つとない地球にそうたったひとつだけの君という存在
何気ない日常に あどけないその笑顔に
幼い頃の自分時に重ねたりもして
目には見えないからこそ大事な
気が付けばいつもそばで誰かが
包み込んでくれるその優しさ
明日へ踏み出せるような気がした
だから思った通り進めばいい
どこまでも続く限り
もう痛みですら感じなくなってるんだ
あの日何故かあなたは 知っていたように
空の片隅に 不意に架る虹
「君にもほら、見えるよ、美しい世界」
愛すべき人が笑って
それだけで何故か救われて
生かされる喜びを知って
明日を信じたくなる
黄昏れに心奪われて
闇の奥に星を探して
夜明けに凛とした構えで
新たな道へ踏みだす
いつも駆け足で 時は急かして
『まだ、足りない!』
今だって探してるけど
夕暮れのびた影の先
続く世界はあてもない
ただひとつ
あなたが手をとっていてくれたなら
ここからでも見えるよ 美しい世界
飛び立つ鳥たちの羽が舞う
虫たちは花の種をまく
まるで何もないかのように
それがあたりまえかのように
理由などなく 生き抜く術を
あたえられ生まれたように
あなたがそこで笑って
それだけで何故か許されて
深い淵で上を見上げて
残ってた力に気付く
躊躇い 躊躇繰り返して
それでもまだ僕らはゆける
瞬きを忘れる景色を
いつか目にすることになる
愛すべき人が笑って
それだけで何故か救われて
生かされる喜びを知って
明日を信じたくなる
黄昏れに心奪われて
闇の奥に星を探して
夜明けに凛とした構えで
新たな道へ踏みだす
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