Omoinotake
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ラストノート – Omoinotake
「ありのまま生きる」 たったそれだけができない僕らは 泣きたいのに 笑う 疾しさの臭いを 掻き消すようにまた吹き付けた シトラスの匂いショーウィンドウに映る 半透明な姿は きっと 鏡より 正しい 誰も裏の顔を 知らない月表面ばかり見て 「綺麗」だねと決めつけきってる 逆から見たなら本当の醜い声が そっと 息を潜めてる 「ありのまま生きる」 たったそれだけができない僕らは 泣きたいのに 笑うとうに …
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蕾 – Omoinotake
擦れ違ってもがいて わかりあえず痛くて「それでも」って叫ぶ 蕾のような 僕の願いそれだけは 決して 枯らさないように 振り払われた この手に 何ができるのせめて君が 泣き止むまで 傘を握らせて 震えた声で「守りたい」と言ったそんな僕を見て 少し君が笑う涙じゃ花は 育たないからさ差し伸ばす手 握ってくれないか 咲き誇った笑顔で この道を照らしてその顔が 僕にとってのオリジンだ擦れ違ってもがいて わか…
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幾億光年 – Omoinotake
もう一度さ 声を聴かせてよめくれないままでいる夏の日のカレンダー ただいまってさ 笑ってみせてよ送り先もわからない忘れものばかりだ ココロが壊れる音が聴こえてどれだけ君を愛していたか知ってもう二度とは増やせない思い出を抱いて 生きて デイバイデイどんなスピードで追いかけたらまた君と巡り逢えるだろう寄り添った日々 生きている意味くれたのは君なんだよ だからいつもココロで想い続けてるまだ僕の声は聴こえ…
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Ruler – Omoinotake
僕の傷口 君から見ればただの肌色だろう酷く爛れた 場所を平気で踏みにじる言葉たち 心無い キャンセルも できないノイズ赤くなる 耳だけじゃ 言い返せずに ねぇもう 永遠 揃わない世界と 僕の ルーラー同情 冷笑 見え隠れ「不幸」と 測りきる わかれないのなら 括らないで「可哀想」なんて 既製品の言葉でテンプレートの 正しさと幸せあぶれた僕を まるで 粗悪品を見る目で 教えてよ 「普通なら」と言った…
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アクトレス – Omoinotake
あの人のことを 愛し気に話す あなたは今まで聴いたことない 優しい声をしていて着信の音に 輝きだす その瞳あぁ本当のあなたは そんな顔で 笑うんだね 「なんだって話せる」と 無邪気な声で言うあなたに嘘をつく 「私もそうだよ」たったひとつの 隠し事 気づかず笑う 愛しい横顔 遠くからあなたを 見つめていればこんな気持ちに ならないまま いれたのかなどうしてこんなに 傍にいるんだろう 涙の一粒も あな…
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トロイメライ – Omoinotake
ドラマチックに 落ちてった Eye to eye眠れないのは 僕だけ One way loveエキゾチックに 何気ない 愛想笑い僕は上手に 笑い返せもしない デイドリームも 夢だって Think of love君ばかりの 脳内は Sugar rushフルボリュームで 高鳴った心臓はもう今にも 張り裂けそう YOU&I 抱き合ってみたい曖昧じゃ I Don’t Wanna Di…
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Ammonite – Omoinotake
仄暗い 湯船に落ちる eye浮かべない 心は石のよう波もない 漂着もできない深くへ 不覚まで 沈んで 僕ら 灰になれば迷いも 願いも 同じ色なのに どうして 極彩色の夢を見る 手を伸ばす 輝きを求める いつかの僕の 強がる声がもっと深い場所から 泡となり僕の身体を 浮かび上がらせる飲み込め 溜息さえ 浮力にして ひとつ ひとつ 踏み締めてめぐり めぐる 螺旋のlifeゆらり ゆれる 闇の中手繰り …
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夏の魔法のせいじゃない – Omoinotake
頭から君が 離れないのは夏の魔法のせいじゃない君に恋に 落ちてしまったことは夏の魔法のせいじゃない 蒸し暑い夜だねって 髪をかきあげた半歩先を 歩く君に 見惚れてるこれ以上の想い 踏み出してしまえば友達じゃ いられなくなる 濡れた風 髪うねらせるからうつむく僕じゃ 目も見れない改札で手を振る 君を見送って使わないままだった 傘を右手で揺らす 頭から君が 離れないのは夏の魔法のせいじゃない君に恋に …
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雨と喪失 – Omoinotake
あの日からもう こんなにもの月日が経ったね写真だけは 捨てきれずに残ってるんだけど思い出の中 笑う僕らを 切り取って恋を終わろう消えていった 君はもういない いつしかの僕が 泣き出しそうな顔お願いどうか 何も言わないでいて 止まない雨が教えてくれた生きてく意味や涙の訳を飛べない僕は君に求めた ずっと笑っていてね止まない涙のような雨は僕の声をかき消すようで君の曖昧な口癖を ふっと思い出したりなんかし…
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オーダーメイド – Omoinotake
用意されたマークシートひとつだけの 正解を探す必ず答えのある 紙の上 僕だけの選択肢一人きりの 宇宙を彷徨う標識ひとつとない 道の上 無責任な言葉に 曲った道の途中で貰った 灯りもあったな誰かの暗がりに その灯りを置いていけるような 人でありたいな 神のみぞ知る 未来ならば変えていけるのは 僕だけのはずだろう本当の心を 道標にして進もう運命はオーダーメイド 描いた僕になる旅 過ちは 消しゴムじゃ消…