kainatsu

風待ちの日々 – kainatsu

つけっぱなしのテレビは
さっきから誰かを責めたてて悦にひたる
蔑んだ目で眺めてた 「私みたいだ」とイラつきながら

やりたい事とか夢とかは 描くとこから始まるはずなのに
いつからキャンパスを眺めるだけで
自分を満足させられるようになった?

膝を抱えて 蒼を見上げて
誰かが迎えに来てくれるのを 待っていた
今日も明日も 何も起こるはずがなくて
停滞した未来を想い 途方に暮れた
風待ちの日々

ブラインド越しに見下ろす街は 縞模様で味気ないねずみ色
誰かが書き殴った壁の落書きだけが 静かに叫んでる

いつだって「ことば」の後ろ側 知りたい
必死で目を凝らしてた
築いた小さな城から出て行けない理由は
いつだって世界のほうにあるんだと

膝を抱えて 蒼を見上げて
サビついてゆく身休 持て余してる
今日も明日も 何も起こるはずがないと
描いた地図さえ破り 途方に暮れた
風待ちの日々

目の前を吹き抜けて行く風を いつも呪っていたけど
耳を澄ましたら 彼らの歌が聞こえてきたんだ
“ほら 歩けるよ こっちへおいでよ”

来る日も来る日も 待ち焦がれてた風は
歩いた後から そう 付いてきた
遠いソラ宇宙まで 届くような声で今 戸を枯らして歌おう
振り返らないでいいよ
風待ちの日々

人気の新着歌詞

hello – kainatsu

はろー はろー 元気ですか?晴天のヘキレキな サヨナラからもう随分とたったような まだ3日もたってないようなそんな気分だよすべてが芽吹き うごきだす春スタートの

ワールドレコード – kainatsu

言葉通りじゃない 想いはいつもウラハラで君は良く言えば斬新 てゆーか難しいちょーフリーダム炸裂のくせに意外に気にしいな性格はビバ末っ子 またドヤ顔止まれ この指

LiFEWORK – kainatsu

幸せそうに笑ったら許されない気がした愛してるわって言ったら未来が逃げてく気がした臆病者の螺旋階段を一歩二歩三歩ってつたって配られてもないパスポートぶら下げて ま

いつかの春のメロディー – kainatsu

春の雨 降り注ぐ 青いビニ傘で晴れにしよう蹴散らす桃色の舗道 こどもみたいに遠ざかる 遠ざかるほど 不思議とそばに感じてるあなたの真っ直ぐ伸びた 凛としたその背

melancholy – kainatsu

鼓動が刻む仕組み心が感じる仕組み誰かを愛する仕組み嫌いになる仕組み知りたいと思うほど顔をだす怖がり能天気な君のよこで今日もメランコリー耳澄ませ 地球は回る音立て

Dearマッサカ様 – kainatsu

おーいえい真っ逆さまさ! 信じ難いそんなコトが起こる世の中拝啓マッサカ様 試されてるのか 出でよソコヂカラ昨日の友が今日の敵だ 炎上 最凶 酔うテキーラどこで一

facebookとチューインガム – kainatsu

フェイスブックで“hello”それはかつて わたしをいじめたあの子からの「○○ちゃんでしょ?元気ー?」メッセージ付きのフレンドリクエスト喋り方 声 うつむいた机

ダンスはNO REASON – kainatsu

派手にコトバ投げ捨てて 家を飛び出してしまったくたびれた顔の大人達をすり抜けて 飛び乗った終電窓に映るわたしに自問自答 浮かぶあなたの顔「ほんとにこのまま終わり

ツヨガールシンドローム – kainatsu

最初はイイ感じだった でも少しずつメールが減った忙しいんだって言うわりに よくつぶやいてんじゃんTwitter煮え切らないまま放置プレイ それって一番卑怯な男ね

やさしい雨 – kainatsu

街が潤ってゆくぽっかり 心には水たまり予報ははずれて 雨が強くなっているテレビもつけずに 木々打つ水音をじっと聞く「こんな天気だし今日は会えないや」二言 三言 

海を見ていた午後 – kainatsu

あなたを思い出す この店に来るたび坂を上って きょうもひとり来てしまった山手のドルフィンは 静かなレストラン晴れた午後には遠く三浦岬も見えるソーダ水の中を 貨物

early summer love song(long ver.) – kainatsu

新緑の匂いがむせかえる 夏のはじまり毎日並んで帰った道は今日もまっすぐに続くなんだか照れくさくて黙るのがこわくて意味のない話をして 笑ってるだけ微妙なキョリを綺

ナミダの成分 – kainatsu

独りぼっち 何気なく眺めるハコん中から得意気な女のひとが語りかけた「ご存知ですか?涙の成分は血液と同じだってこと」あたし妙に納得してたんだ ぼんやりした頭の隅っ

凸を隠して – kainatsu

赤ク腫れたおでこのニキビあーあ こんな日にかぎってどうして…約束5分前時計と交互にチェックしてばかりの鏡の向こうでオンナノコがつぶやく隠しきれない気持ちあたしを

彼女たちのヒミツ – kainatsu

背中越しに閉まるドアの音が いつもより大きく響く誰もいない部屋まで 無言で責めてくる靴をぬぎ捨て急げ 私だけの避難所へ立ち込めてく湯気に 一刻も早く身を隠しちゃ

あいをつくろう – kainatsu

目には見えないものだけど 例えばあなたが笑うとき触れられないものだけど 例えばあなたを抱きしめるときI feel it 確かにそれを感じるよI feel it

凛ダンス – kainatsu

ちがうちがう 足りない足らない答えを探して いつも空っぽでもっともっと 足りない足らない言ってみてるだけの自分に辟易した残酷な現実も意外に悪くなくて運命に優しく

しあわせのレシピ – kainatsu

ビター過ぎるこの展開 いつのまにかひとり焦げ付いた鍋底のぞけば真っ黒な未来がこっち見て嗤う料理はいつも目分量でどうにかなった美味しい! と言ってくれる優しいあな

愛すべき君のグレーゾーン – kainatsu

愛すべき君のグレーゾーン 白と黒がなくちゃ強がりも オクビョウも 抱きしめる ほら全部 ぜんぶ ゼンブあたしだってニンゲンなんだからそうココロナイ中傷(うわさ)

いい予感がするよ – kainatsu

大事なひとに裏切られた時そこから何を始めようか?地団駄踏んで喚いても 誓いを立ててみても解けないのまだ 虚しい空しい愛する事を止められっこないのなら「もっと愛さ

Back to top button