春の雨 降り注ぐ 青いビニ傘で晴れにしよう
蹴散らす桃色の舗道 こどもみたいに
遠ざかる 遠ざかるほど 不思議とそばに感じてる
あなたの真っ直ぐ伸びた 凛としたその背中
行かないでと言えぬほど
悲しみは深いほど
さようならを見送る日は
笑顔なのだと知りました
せめて またね、と言わせて
強く歩いてゆくため
声がそよぐ 風がはこぶ おだやかに
マーチングが聴こえる これから出会う日々の音色
水面にうつる花模様 ふわり飛び越えて
伝えなきゃと思うほど
手を握るしか出来なくて
さようならを見送る日は
空が代わりに泣いてくれた
せめて またね、と言わせて
強く歩いてゆくため
このうたを くちずさむ たおやかに
春の雨 降り注ぐ 青いビニ傘で晴れにしよう
ちいさな手 つないで 語り聞かせるおはなし
せめて またね、と言わせて
強く歩いてゆくため
声がそよぐ 風がはこぶ おだやかに
このうたを くちずさむ たおやかに
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