きっとあなたが不安になった時に
きっと誰かは何食わぬ顔して
そっと手を出しあなたの頭上へ
不器用な仕草に安心を覚えて
だけど だけど
その「誰か」は僕のことじゃなくて
残念ながら
その「誰か」になる予兆すら見えないんだ
気付けないや
足りないもの
負けないもの
全てが不安要素
どれだけ泣いたら出来るのかな
人が触れたい程の心珠
「一瞬誰かって分かんなかったよ」
そんな変化を僕は望んでいて
変えなくていい事まで変えちゃう僕は
それだけあなたを考えてるって事で
声を少し変えたり
いつもと違う事唱えたり
行き当たりばったり 無頓着も良い所で
でもなんか今とても
変わろうとする事全てに
「あなたの為」を言い訳にしてる気がした
だけど だけど
その「誰か」に僕は嫉妬して
裏を返せば
その「誰か」に僕はなりたいんだろう
絵に描いたような
そんな情景夢見て
傍観してる僕は
なぜだか涙が溢れたんだ
気付けないや
正しいこと
間違うこと
全てが蟠り
どれだけ泣いたら出来るのかな
人が愛しい程の心珠
きっとあなたのそばにいる事は
きっと辛くて幸せな事で
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