どんな期待はずれの
毎日があるとして
それを笑って過ごせたら
どれほどいいのだろう
むしろ希望はないはずの
時代に生まれても
案外これでいいかもと
思えたらいいのだろう
僕らは何となしに
年をとって重ねたけど
気づいたなら
そろそろヤバいかもと
思うのも恐ろしいや
繰り返し往く時を
ずっと僕ら歩いていくんだろう
昔流行った曲を
今も流しているような
そんな場所に時々
立ち寄るけど
もしも僕らの人生が
宝くじかなんかで
大幅に変わったなら
満足できたろうか
僕らは必死に今は
上を向いて歌うけれど
気づいたなら
誰もいないかもと
思うのも恐ろしいや
繰り返し叫ぶなら
見えない道も歩いていたいんだよ
昔流行った曲を
聴いたときに思い出せる
そんな場所に時々
寄りたいけど
さよならなんかもう
この先何度聞けばいいのかい
僕らのことを覚えていてよ
消えないで光るなら
死なない声を僕は探すんだよ
今一度歌うから
もうちょっとだけ聴いて欲しい
すべて込めて作る
僕のポップソング
消えない今を探していく
そんな場所を目指してゆくだけだろう
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