YAJICO GIRL

黒い海 – YAJICO GIRL

黒い海と静かな山
潮風にのって乱れ髪
都会の空虚と人の波よ
いつまでも消えないでいて

何が待つのか分からない
頭ん中でメロディが鳴り響く
闇の奥に微かな白
光と夢と理想 遥か彼方

僕はなにかと気を取られ
頭ん中のセオリーも風に舞う
波の奥に微かな白
光と夢と理想 遥か彼方

深く潜れば分かるかな
泳ぎ続ければいいかな

夢の中で笑っていた彼女 そう夢の中でだけ
僕に向けて笑っていたのだろう そう夢の中でだけ

何が待つのか分からない
足りないものを探す無間の旅
僕の奥に微かな色
光と夢と理想 遥か彼方

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サラバ – YAJICO GIRL

さよならまた逢う日までどうかしちゃってるんじゃないかってくらいよく聞くフレーズ彼らは姿を消してそう言わざるを得ない状況を飲み込んだんだライク ア ナードなんて言

ロマンとロマンス – YAJICO GIRL

楽して生きてゆけたなら他には何もいらないなんてあなたは言うけれど寂しい夜を越えるため 夢の話を終わらせないためについた嘘なのね無限大の朝靄で空が見えなくなる前に

光る予感 – YAJICO GIRL

シェークハンドでそう挑む世界僕らはいつかまた失って 曖昧にさあ止まることないよ 巡り会い月が星を見つけて笑った その瞬間躍動する様僕らはそう待ってる僕はまだそう

PARK LIGHT – YAJICO GIRL

「繋いだ手を離さないで」彼はそこでただ立ち尽くしたナイトダイバー 夜を潜って 昔話に花を咲かせるよ加速する炭酸の粒はくだらないジョークと弾け飛びフェンスの向こう

indoor – YAJICO GIRL

夢を訊かれても上手く答えられないただ何者かになりたいんだでも誇れるものもないんだそんな僕じゃもう為す術はないのだろうか

汽水域 – YAJICO GIRL

夜になって 愛を探してふと振り返って またゆっくり朝を待つ境界の線は思っていたより深くてこんなんじゃ僕ら 溝にはまってしまいそう朝になって永遠を感じてふと振り返

IMMORTAL – YAJICO GIRL

魔法の円盤を買い言葉の海に呑まれた2010年から何が変わったのだろうか何も変わってないような気がする一人で映画を観たり帰りにコンビニで雑誌を買って読んでみたり誰

ニュータウン – YAJICO GIRL

失うものはないか僕はおもむろに辺りを見渡したきっと伝えたい言葉はなによりもすぐ側で眠っているようだった夜空に描いた星昔から住んでる町思い出はそこから始まり嫌なこ

ニケ – YAJICO GIRL

蔓延るような暑さをしのいだ君といた夏を忘れないようにまた泣いたバスルーム風呂場の鏡に泣いた情けない顔が映ったあの日燃え上がっていた花火を思い出しながら枝垂れ落ち

NIGHTS – YAJICO GIRL

東京の夜にはもう到底ないような感情を確かに僕らは見つけたよ東京の夜には滅多に見ないような才能を確かに僕らは見つけたよやっと夢から醒めて僕は今ここにいるのだろうな

2019 – YAJICO GIRL

部屋が散らかりゴミが溜まるような気になって三日三晩こだわりが捨てられないよ捨てたらもう戻らないよ船に乗り込んでは航海宝島まで向かおうか流れには抗えないよでも地図

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