YAJICO GIRL
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VIDEO BOY – YAJICO GIRL
忘れないで ありふれた日々の中でフラッシュバックした目眩くようなリズムただ忘れないで 子供だった頃を夢に描いてた未来と距離は離れたまま お留守番中いつも観てたビデオん中に君はいて画面越し閃光走っては世界の幅を知った出会った頃の目合った記憶 狙った子にフラれて励ましてくれたのも君だけだったな 大層なドラマ夢見たって お隣の芝は毎度青くて大人になる過程の途中にあって戻らないシーン 手繰り寄せるように眠…
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忘れさせて – YAJICO GIRL
指折り数えるのは大人になれば仕方ないかさよならこの春風に散る花目で追いかけては初恋みたいそう思ってしまった 戻れないとわかっててもまた思い出すあどけない花 届くことのない想いがふとした瞬間に甦ってくるつまらない暮らしを重ねる度に二人は遠くなるとどまることを知らないのは愛してる何よりもの証か?失う怖さをまた味わうのならばいっそねぇ 君を忘れさせて 季節は巡るからと言い聞かせて目を背けている普段より永…
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幽霊 – YAJICO GIRL
動き始めるのが面倒でひとり横になって 時間をつぶして何の身もない空白だってそれでいいと思ってたでも結局それも嫌になって暇を持て余して 吐きだす当てもない眠れない夜と眠らない街今日は誰に憑こうかな クラブに行こうかと身体は軽く 思いは巡る騒ぐ人々フロアをすり抜けていく 曖昧なまま踊ってるこの世でまだ彷徨いたいよ 迷子?今は音にゆだねていたい 何もかも曖昧なまま踊ってるこの世をまだ眺めていたいよ I …
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寝たいんだ – YAJICO GIRL
じわりと風が吹き抜けてようやく今日も終わりと呟いたらなんとなく悲しくなってさ特別なご褒美とかじゃきっとこの心は溶かせない 仕事の帰りに疲れて乗った車両の広告は液晶よりよい暮らしを手にするためにはその商品が必要?スピード落とした停車場 駅前で夕飯食べる絶望も希望もないまま ただ時間だけ過ぎていく 興味ない話は聞きたくはない 早く帰る今日は帰って毛布に挟まりNetflix観たいんだ今日は寝たいんだ 寝…
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Airride – YAJICO GIRL
体がふわり宙を舞い頭の霧が晴れるようにいろいろ手放す 売り払うシャネル陽が射すまで呑み明かしたりするより家でたった一人本を読み耽るような日がほしいと思った 調子に乗って怒鳴られた日もあった集まれるかな今年は帰る時は教える予定ふと思い出した家の近所のファミレスでドリンク片手ひたすら話し込んで追加で来るポテト エアライドどこ行こうか 何しようか星にまたがってエアライド街を見下ろすようにまたこんな詩を書…
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だりぃ – YAJICO GIRL
寝ても覚めても夢ん中みたいだときめく体内連絡いれたら即既読つくありがたきWi-Fi待ってる時間の鼓動の鳴り具合記録・自己最大君に夢中 苦しくも楽しいいざ行かん 恋の煩い ああ君の元まで大江戸線に乗って会いに行くわってひたすら階段かき分けてハイになるまで 繋がれるよ そう、iPhoneならね 君とどこまでもさでも一緒にゴールデンカレーとか食べたいな 妄想は止まらないねえ 私たちを纏ってる感情は同じで…
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いえろう (INC ver.) – YAJICO GIRL
遅延遅延人の命一つ二つより僕らは遅刻を気にしている見えん見えん君たちの心の奥すかした態度で群れを成して言う 「夢は必ず叶う」とそんな理想論は受け付けないよ 術がないって嘆いてみても僕らには届かない思いを叫んでみてよ意味がないって嘆いてみても現状は変わらない思いを叫んでいてよ 鼻炎鼻炎この時期になると辛いけれど僕ら何かを期待している見えん見えん君たちの心の奥すかした態度で群れを成している 情報が増え…
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FIVE – YAJICO GIRL
離れないように絡み合うようにふとしたメロディに馴染ませるように 僕ら何度 戸惑ってこの道を歩いてるだろう何度も迷って繰り返しても構わない 夢に描いたところまであとどれくらいかな?幾つもの音 重なって僕はただ耳を澄ましている 離れないように絡み合うように些細な一音に研ぎ澄ますように 僕ら何度 戸惑ってこの道を歩いてるだろう何度も壊してやり直しても構わない 夢に描いたところまであとどれくらいかな?幾つ…
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雑談 – YAJICO GIRL
内容ない日々のおしゃべり終わりたくはない 尽きるまで混じりようのないものに橋をかけるように繋いでいく 話して定額制でぜんぶ確かめるTVドラマ 映画みた?音楽 なんか良いのあった?むさぼり食ってきたものが言葉に変わります感情も思考も自由にフラッシュバック 触れたい 言えない夜にはほらアルコールで誤魔化して弾ける泡の中に想い潜ませて 内容ない日々のおしゃべり終わりたくはない 尽きるまで混じりようのない…
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Better – YAJICO GIRL
ちょっと待って まだ足りない そこに割って入る音も会ってやっとわかる君の髪の美しさのよう続いてく日々の先にどんな瞬間が待ってたってもっと奥の感覚を忘れないでいたいよ ずっと 描いたような答えはないとしてそれでも今は不貞腐れないでいて「明けない夜はない」なんて無責任で今更そんなことも口に出せないね 一昨日見た景色や 繰り返し観てるこの映画もそう言い当てることはないまま それでも想いを言葉に出した伝わ…