YAJICO GIRL

汽水域 – YAJICO GIRL

夜になって 愛を探して
ふと振り返って またゆっくり朝を待つ
境界の線は思っていたより深くて
こんなんじゃ僕ら 溝にはまってしまいそう

朝になって永遠を感じて
ふと振り返って またゆっくり夜を待つ
境界の線は思っていたより不確定
こんなんじゃ僕ら 何か落としてしまいそう

遠くまで行けるなら
行こう息が詰まるまで
向こう岸に着いたなら
何もかも許せそうだろう
じゃあそれからはどうしようって
思ったんだよ

未来は今森の中で
道を決めかねているよ
いつの間にか彷徨っていたんだ
「そうきっとsomeday」
期待はまた膨らんでいて
街が燃え続けているよ
仕方ないと呟いたまんま
そう愛想で笑って
君は何を思い描いてる?

酷すぎるニュースがあって
その無力さに悩んで
これがリアリズムか
わからないまま過ぎていった
僕らまた耳塞いで
知らないフリをするんだ
どうか 教えて 教えてよ

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サラバ – YAJICO GIRL

さよならまた逢う日までどうかしちゃってるんじゃないかってくらいよく聞くフレーズ彼らは姿を消してそう言わざるを得ない状況を飲み込んだんだライク ア ナードなんて言

ロマンとロマンス – YAJICO GIRL

楽して生きてゆけたなら他には何もいらないなんてあなたは言うけれど寂しい夜を越えるため 夢の話を終わらせないためについた嘘なのね無限大の朝靄で空が見えなくなる前に

黒い海 – YAJICO GIRL

黒い海と静かな山潮風にのって乱れ髪都会の空虚と人の波よいつまでも消えないでいて何が待つのか分からない頭ん中でメロディが鳴り響く闇の奥に微かな白光と夢と理想 遥か

光る予感 – YAJICO GIRL

シェークハンドでそう挑む世界僕らはいつかまた失って 曖昧にさあ止まることないよ 巡り会い月が星を見つけて笑った その瞬間躍動する様僕らはそう待ってる僕はまだそう

PARK LIGHT – YAJICO GIRL

「繋いだ手を離さないで」彼はそこでただ立ち尽くしたナイトダイバー 夜を潜って 昔話に花を咲かせるよ加速する炭酸の粒はくだらないジョークと弾け飛びフェンスの向こう

indoor – YAJICO GIRL

夢を訊かれても上手く答えられないただ何者かになりたいんだでも誇れるものもないんだそんな僕じゃもう為す術はないのだろうか

IMMORTAL – YAJICO GIRL

魔法の円盤を買い言葉の海に呑まれた2010年から何が変わったのだろうか何も変わってないような気がする一人で映画を観たり帰りにコンビニで雑誌を買って読んでみたり誰

ニュータウン – YAJICO GIRL

失うものはないか僕はおもむろに辺りを見渡したきっと伝えたい言葉はなによりもすぐ側で眠っているようだった夜空に描いた星昔から住んでる町思い出はそこから始まり嫌なこ

ニケ – YAJICO GIRL

蔓延るような暑さをしのいだ君といた夏を忘れないようにまた泣いたバスルーム風呂場の鏡に泣いた情けない顔が映ったあの日燃え上がっていた花火を思い出しながら枝垂れ落ち

NIGHTS – YAJICO GIRL

東京の夜にはもう到底ないような感情を確かに僕らは見つけたよ東京の夜には滅多に見ないような才能を確かに僕らは見つけたよやっと夢から醒めて僕は今ここにいるのだろうな

2019 – YAJICO GIRL

部屋が散らかりゴミが溜まるような気になって三日三晩こだわりが捨てられないよ捨てたらもう戻らないよ船に乗り込んでは航海宝島まで向かおうか流れには抗えないよでも地図

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