ねぇどうして僕らは こんなにありふれた想いも
言葉にならないんだろう?
「もういいじゃん 描きたい真実(もの)は描けない」
君の笑顔が言う
言葉などいらなくても 分かり合えるさと
泣き顔で 笑い声で
君は教えてくれるよ
愛しくなって 触れたくなって
その指先 そっと握れば
どんな未来も 描けるような
魔法のペンシル
今 手にしたみたいだ
真っ赤な薔薇だけ 集める花束
誰のギフトになってゆくんだろう?
特別な色は狭い箱へと 分別されていくよ
喜びも悲しみも 分かち合いたい
だからほら 涙には
きっと色がないのだろう
「花が落ちて」「夏が終わって」
どれほど寂しい 言葉並んでも
君が抱く 孤独はきっと
表現できないなら そのままでいいよ
もしも君が 寂しい夜は
この指先 握り返してよ
どんな不安も どんな希望も
一緒に描こう
さぁ 君が輝く場所へゆこうよ
細い心 繋ぎあってさ
たった一つの 君の物語(ストーリー)
伝えてゆこう
命の限り描いてゆくよ
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