ため息だけを残して 出ていく君
素直に呼び止めれない僕
手元をふっと離れた 風船のように
自由という名の寂しさ 見つめていた
風が吹いて 花が揺れてる
目には見えない想いを 気づかせるんだ
君の香りが 声が揺らめくたび
好きなんだって 涙になる
心が君に触れて あらわれてく
この頬に流れる 愛を知る
風邪がうつるからなんて マスクしてた
君にキスしようって はしゃぎあってた
目には見えないものも 怖くなかった
君の心の影にも 気づかぬフリ
都会の中で 肩がぶつかる
謝ろうにも 誰も見てくれなくて
例えば 他の誰と抱き合っても
身体はそこにない気がして
なぜだろう 君がそばにいた時より
この胸の真ん中 君がいるんだ
少しずつ廃れていく
少しずつ忘れていく
当たり前のように 流れてく時代に
出会えた日のときめきを
刻み続けた呼吸を
ずっと隣で覚えていたい
君の香りが 声が揺らめくたび
好きなんだって 涙になる
明日の今頃 僕らどこにいても
君となら未来が ほら見えるから
その笑顔を探すたびに
見つかるのは 僕の笑顔
心が君に触れて 生まれていく
この胸に流れる 命を知る
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