eufonius

雪の帰り道 – eufonius

白い空の下
冷たい指先
マフラーの中には
優しい空気

初めての気持ち
伝えきれなくて
笑う事しか出来なくて

君がくれた言葉は
全部覚えてる
私の身体の奥で輝いてる
いつも側にいるみたいだね

君の悲しみを
消し去れるのなら
私が何もかも
持って行くから

聞いて欲しかった
小さいけれども
精一杯の願い事を

二人きりで歩いた
雪の帰り道
そうして私の背中を見送って
振り返らない
前だけ見て

君がくれた時間は
全部覚えてる
どんなに遠く離れても忘れない
信じている また逢えるよ

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