ELFENSJoN

  • 星識は詠う – ELFENSJoN

    その瞳に映したのは 砂に消えた道標識る真実 痛みを消して君を孤独に繋ぎ止め 足跡が永遠に続く 満天の星空を辿って抜け出せたならまだ夢は消えない 想うほど泡沫 叶わぬ伝承に耳を塞いだ ひた隠す雲が光をさらう 凍れる砂 花に焦がれて奇跡が浮かぶ 夢見花に 堅牢の城塞に 祈り子 呪う未来行く先は見えないうなだれる迷い子 絶望の果て 何も知らずに 美しいものを ただ美しいねと君と共に見た景色に瞳は揺れる …

  • NIGHTMARE – ELFENSJoN

    手を翳して進む擦るような足音 いつから此処に迷い暗闇を行くのか朧げな記憶を抱え行き場のない心は 闇に恋われる 忍び寄った悪魔が問う「往く対価に 捧げたのは?」 置き去りの双月偽りの楽園で何を引き換えたのか 灯された篝が揺らめく意識は まだ手の中に 擦り寄る影が焔に踊る 赤く熟れた傷口痛みは夢宵に割いた胸に埋めた声 溢れないよう塞いだ 明滅する記憶は悪夢か現実なのか 影と踊る悪魔が問う「救いを乞い …

  • 夜空の導べ – ELFENSJoN

    薄闇の彼方 浮かびあがる願い星屑の降る天を仰げば旅送りの一縷の星が赤く遠く輝くから まだ瞳に眠るあの空に見た 緋灼目を逸らしても消えない鼓動が胸を締め付ける 灼けついた記憶が進むほどに薄れるなら 巡る時の中で流れ落ちた発つあの星は君の元へと 叶う願いの裏側で流れたのは誰の雫かまだ知らずに見上げる希望宿した届かぬ光 朧月溶けた篝火行く先淡く揺らいで遠く遠くどこまでも迷うのなら共に 灯り巡る空は今も辿…

  • LUEUR BLANCHE – ELFENSJoN

    手を翳す虚空想いは白い闇をゆく繋がれた 幽世旅立て 目醒めた世界吐息は白く溶ける 止まない鐘が彼の瀬へ導いて 道なき雪の中限りない情景 続いてく木魂する 声を辿った 降り注ぐ 淡い光白い夜に記憶眩いて 行き場所のない 儚い魂虚ろぐ夜に抱かれて 終わる夢 焼きつく 残響が君の音を奏で永遠へと響く 夢の足跡辿る人などいるはずもなく 雪原に迷い込み意識は飲まれた 一筋の願い星 君の元へ 吐く声は凍り記憶…

  • UMBRA – ELFENSJoN

    高い空 羽ばたく迷いの 胡蝶 君に 出会うため僕は 風に発つ 見慣れた目に映す 世界今も変わらずいられたら 君を焼き付けても刻の波が想いさえ 消してゆく 何度繰り返し 何度奪われてそれでも 僕は進める 白む夜 影を背にして 終焉の先へ 君を探して光が差し込むまで 目を開けても覚めない 現実朧に 揺らぐ真実は 遠く 手のひらに残る 願いの砂は落ちていく 幾千の星が 天に環を描く巡る 僕らの 軌跡 凍…

  • ALBA – ELFENSJoN

    星が生まれ 空流れゆく また迷いこんだ蝶は 道を辿る 次の君も私を探し同じ運命なぞった 廻り廻る明る夜は凍てついて 永遠を願った私だけに宿される 記憶 今もどこかで 繰り返す夜をゆくこの真実は言えない 遠い夜空に また君が来る朝を待つの 目を開けても続く夢は私の現実で幾度の出会いを繋ぎ止めてる 君が失われた世界 拒んだ あの日 「終わることない 夜に全て閉じ込めて」罪と知りつつ願った 今も煌めく …

  • ZENITH – ELFENSJoN

    夜明けを告げる鐘遠く 鳴り響けば 今 幻想は 剥がれ落ち 白く染まる まやかしを 信じ続けその 眼は 光 失くす 朧な無垢に 穢れを刻む 偽りの 支配者たちを 懼れること など無い 堕ちてゆく者よ 毟られた 羽で紡がれた 運命を 翔べ 狂える 神に捧げる 賛歌が 鳴り止まぬなら 闇を薙いで あぁ 歪な幻想を砕き 弱さを 飲み込め 忍び寄る影を受け入れる ほどに 灰になる 魂の底で芽生えた 疑惑 目…

  • HETERODOXY – ELFENSJoN

    もう忘れたはずの 遠い日の残像がまだ貴女の中で 這い回り 爪を出して 暗く深く 語る 罪花つたう 蜜の味触れる 雷火 醒めるまで さぁ応えのない その 罪と踊れ傷に浮かんだ 懺悔を 清廉に 憐憫に 躱す堕ちて悦楽 このまま 奥底まで偽りを纏う 告解室で裏の顔を 隠して微笑 演じ切れば いけるのでしょう? 飼われて 罪開き惰して 戻れず 択んで愚者の檻だと 言うの ならば 堕ちて裂いて 啜る対価「い…

  • 禍つ闇に詠う – ELFENSJoN

    宵の海を彷徨う 水面に 揺らめき満ち欠けて 月の影に潜んだ憂いの魔物は 私を 照らして 消えた 散らばる 輝きに面影を重ねた 光纏う 対の 華よ満ちて 咲き誇れ 想いを宿した歌 高く空 旅する 彼方 出会えるから 月影 さえ 愛しくなる 凍てつく夜静寂に 包まれて 禍つ闇に目を凝らし 辿れば 落ちる明かり もう一度 光纏う 終焉の 華は白く咲き乱れ 同じ夢を描いて 焼べた誓い ここから浮かべた 声…

  • 光の呼び声 – ELFENSJoN

    翳る 運命 断ち切れ 無垢な 鳥たちよ 制限の無い空 羽撃たいて 舞う花 灰と 化して 降り積もる 夢の残骸 変わり果ててなお 捨てきれぬ想いに埋もれ 息も 吐けずに 奈落の底 眼を 開いて 救いの 絲 「探すのは 止めた」 偽りの 希望に 染まる この世界 命を燃やす 焔も 奪い去られ 彷徨う姿 照らす 宵の 灯 探し出せ 穢れた空から 落ちる 陽が 視界を奪う 目が眩んだなら 私が 君のための…

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