眞名子新
川沿い – 眞名子新
こんなにも騒がしい
世の中と知っていて
釣り人は今日も来て
しんと静かなふりをする
白い鳥も真似ている
いつも通りのこと
糊のような水面に
雨粒が絵を描く
寂しさに訳がある
思うよりはゆっくりと
進んでくのかもしれないな
雨宿りの午後
そうならばと腰掛けた
縁石の後ろ側
名前も知らない尖った花
探していると出てこない
見遣ったとこに咲いている
いつも通りのこと
こんなにも騒がしい
世の中と知っていて
釣り人は今日も来て
しんと静かなふりをする
白い鳥も真似ている
いつも通りのこと
糊のような水面に
雨粒が絵を描く
寂しさに訳がある
思うよりはゆっくりと
進んでくのかもしれないな
雨宿りの午後
そうならばと腰掛けた
縁石の後ろ側
名前も知らない尖った花
探していると出てこない
見遣ったとこに咲いている
いつも通りのこと
風呂上がり家をでる乾かしたつもりの髪がまだ濡れていること夜風が知らせて一駅は遠いなんて君はたぶん言うだろう歩きたい気分なんだよ君の家に着く頃乾いてるはずさ1人歩
森の霞が月を隠しても見上げては想いを馳せるのに乾いた音が君を襲っても悲しくはないからねこの世のどこかで君が倒れても誰も知らない知ろうともしないuh…誰の為なら君
とうとうここまで来ちゃったな1人きり帰る田んぼ道艶めいてるのを知っていた「きっと君は友達だった」よくそんなことが言えるね好き勝手にしているから綺麗でいられるんだ
赤く燃える宇宙船歓声の中散っていったのこんな僻地の僕の元へと届いている役目を終えたブルーライン栄えた街を辿っていったの壊れてゆくスターシップなんという君は「少し
舞い上がる古いニュース街の外れからやってきた顔さえも分からないでもどうしようもない悲しみは誰のもの抱えきれず押し付け合っている僕らニューアイズ僕らニューアイズ見
竜でも出そうな高い雲誰かの魔法でかけた虹あの娘が言ってた通りさほんの今日だけの出来事網戸におでこを押し当てて夏の様子をみてる飽きることもなく竜など出ないと知った
どうやって暮らしているのか 分からない人になりたいなそんな人でも誰かには 見せている弱さを知りたいな今の場所から余りにも 遠くに見えるというのでは誰かがそれを笑
ラジオを聞いてるなんて時代遅れかい?ラジオを聞いてるなんて時代遅れかい?こんな深い夜の胸の高鳴りが今夜も僕を寝かせてはくれないラジオを聞いてるなんて時代遅れかい
タイムマシンがあったら 昨日に戻りたいそれで何が変わるのか 試してはいけないお金持ちになったら健康になりたい天使になる道すがら コンビニに寄りたい岩を飛び跳ねて