星野真里

  • 冬の色 – 星野真里

    あなたから許された口紅の色はからたちの花よりも薄い匂いですくちづけもかわさない滑らかな恋は人からは不自然に見えるのでしょうか いつでもあなたが悲しいときは私もどこかで泣いてます恋する気持ちに疑いなんてはいれる隙間はありません あなたなら仲のいい友達にさえも微笑んで紹介が出来る私です あなたからいただいたお手紙の中にさりげない愛情が感じられました倖せのほしくないぜいたくな恋は世の中にめずらしいことな…

  • WHITE – 星野真里

    あたたかい缶コーヒー コートにしまって夜明けの駅のホームで きみが待っているダッフルのフードに 隠した横顔ため息 白くこぼれて 少し怖かった 無口なきみから つないだ指先泣いてみたかった 恋だって知ったから ねえ どんなふうに 愛は愛になってゆくんだろうねえ 雪が降る 胸に ずっとずっと つのるから ひとつのマフラーを 分け合い 歩いた天使が持ち去った 夢さがしてた不器用なやさしさに 照れて笑って…

  • カナシミノイロ – 星野真里

    カナシミのイロした 君の目が 今輝いてゆくのを ただ僕は見ていた ケイタイのメモリー 心よりも早くスペイン坂 午前三時 君にくちづけした カフェの窓に 映る 君の横顔が笑うのかな 泣いてるかな 未来に期待してた ほんとは恋とかって 少しも気付かないふざけては いつのまにか 隣で笑ってた カナシミのイロした 君の目が 今輝いてゆくのを ただ僕は見ていた 退屈な言葉と 逸れてゆく話に不器用な 幸せさえ…

  • 丘の上の物語 – 星野真里

    川沿いの道を 揺れながら走るバスはいつも同じ時間 同じ場所 旅している 君の笑顔を乗せ 君の涙を乗せて今も あのバス停に止まるよ 静かに 一番後ろの席で 影に隠れてキスした君の小さな肩越し 季節が流れてた 愛が溢れていた… 長い坂道を ケンカして歩き続け君の手の中の 缶コーラ こぼれ落ちて 君は泣いていたの? 君は笑っていたの?大切なのは変わらずにいること? 教えて さよならを告げた後も この街は…

  • パステル・ラヴ – 星野真里

    さよなら初恋のひとほほえんで言える少女時代に別れを告げる道しるべなどいらないもう ふりむかない長いこと待たせてごめんなさい二度と心をときめかせることもないと思っていたのに愛しているの 愛しているのあなたのそばを離れないあなたの胸にそっとつぶやくパステル・ラヴ アンド ブルー 淋しさに瞳曇らせうつむいてたから眩しすぎるのあなたの顔が波の白いラインをずっと 見ていたらふるえる肩を抱いてくれた ひとは悲…

  • 蒼い季節の中で – 星野真里

    さみしくて 嘘つきになる夜に口笛吹いて 君を誘う huhコンビニで 花火を全部 買おう夏の終わりに 涙こぼれないよう 自販機の明かり 寄り添い背中抱きしめ くちづけたね 愛に生きると言ってみたよね蒼い季節の中で好きになるほど 強くなれるよ何も怖くなかった ふたり… アパートの合い鍵 ひとつ 作ろうここで暮らそう 明日 来るの 待てない 本当の恋が何かはわからないけど 信じていた 愛よ急いで 君へと…

  • 恋のユクエ – 星野真里

    三回目の出会いで たぶん間違ったキスをしたきつい恋になるはずだって 私がいちばん知ってた 君に泣き顔を見せない 君に笑顔だけ残したい恋に落ちてゆく坂道で ふいに振り返るのは何故? 情熱の風の中 どこか遠く 連れてって少しずつずるくなる この恋が止まらない Is this love? もう行かなきゃと言いながら 私のすべてを預けてるガラクタなキスを集めて 心の岸辺に浮かべた 君の真っ直ぐな弱さを 折…

  • きらきら – 星野真里

    きらきら きらめいて 光りながら恋は夢がさめるみたいに 消えたショーウィンドウに映る 欲しかったバッグにきみの後ろ姿が 消えた 真冬の星座は 恋に嘘をつくあの日抱きあって 見てた星が流れた はしゃいで来た道が 帰りはさみしいよ空が小さく見えて 泣いた 星の数ほどの めぐり会いの中二人はいたのに 見逃してた約束 同じ空の下 同じ星を見てはげまされるから いつかきみに会えるね きらきら きらめいて 光…

  • ガラスの翼~星の金貨~ – 星野真里

    こんなに強くて こんなに弱くて魔法にかかった せつない想いきっとあの日から 眠れないずっとあなたを想うと 涙がこぼれ落ちてくる 愛してる 愛しすぎてる 愛し方もしらないくせに ガラスの翼広げ 思いきり翔けぬけて太陽にとかされて 墜落しても全てを失うとき あなたへと届け祈り奇跡を信じてゆけるから いちばん近くて いちばん遠くてきっと誰よりもわかってるのに友達のままで 手と手が触れたらどうしようもなく…

  • 永遠の海 – 星野真里

    どれだけ泳げば君に会える 君を抱けるひとしずくの海 雫(こぼ)さぬよう 放さぬよう向こう岸の灯は 近づけば 遠ざかるいつか永遠の前日に君と見てた夢のかけら 届けたくて 泳いでる DAYDREAM三つ数え 瞳を閉じて ほらそこに見えるでしょうこの世界で 時は流れて 星へと手が届く いつもいつの時も ここにいる 夢見ている白いキイノート 信じている 泳いでる どれだけ泳げば 見つかるの 聞こえるのあの…

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