尾崎リノ

寝ても覚めても – 尾崎リノ

この街一番の高い丘へ
親父のバイクに君を乗せて
西陽が傾く先の先に
君を攫っていく街の気配

今日は何度も
君の名前を呼ぶよ
明日から違う苗字で生きていく
君がちょっと知らない人みたいだ
目を奪うような夕暮れです

悲しみが君を連れ去って
過ぎ去ってしまう
この感じ、風の温度
僕はまだうまく言えない
こんなにもうまく言えない

追いかけた特別なあの子は
もうすぐで偶像に成り果てるようです
寝ても覚めても
君のことばかりだった

悲しみが君を連れ去って
飛びかかる夜のなんて、なんて静けさ!
僕はまだうまく言えない
こんなにもうまく言えない

世界の果てへ
君とふたり
赤い砂漠の月や
漂う遊覧船
思考はこの街を飛び出して
宇宙だった
息を止めても魔法は解けないまま

このまま時が止まらぬ限り
これからあなたはずっと過去ね
目を奪うような夕暮れが
君の言葉を台詞に変える
目を覆うような現実で
僕が語るのは夢の夢
目を奪うような夕暮れです

目を奪うような夕暮れです

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