宍戸マサル

男と女の破片 – 宍戸マサル

抱かれたら終る 男と女より
手枕のままで 何んにもしないで
指さきを拒む 心の裏側で
悲しいほど 好きでいればいい
愛が涙の 破片(かけら)になっても
心にあなたを宿して 生きていけるよう
二度と恋など 出来ないくらいに
身体のすみまで あなたと すべて取り換えて
あたしなんか もういらない

満月に吠える 男と女より
口紅も拭(ふ)かず 眠りにつかせて
優しさが 逃げる どんなに抱かれても
少し離れ 泣いていればいい
愛が別れの 破片(かけら)になっても
寂しいあなたは この世にひとりきりだから
夢の続きが どこかにあるなら
時間の果てまで あなた 色に塗り変えて

二度と恋など 出来ないくらいに
身体のすみまで あなたと すべて取り換えて
あたしなんか もういらない

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男の夕陽 – 宍戸マサル

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哀愁グラス – 宍戸マサル

吐息が凍える 氷がきしむ胸の孤独を 揺さぶるように愛していながら 背中を向けた悔やみ切れない 男の傷に沁みる夜更けの あぁ 哀愁グラス時計を腕から 外してみても

情熱の夜 – 宍戸マサル

バラの素肌に 情熱まとい愁いの靴を 脱ぎ捨ててくれ愛されたい 愛したい永遠でも 刹那でも踊れ 踊れ 女は太陽燃えて 燃えて 男は夜燃え尽きてこの胸に あぁ沈むま

黄昏ワルツ – 宍戸マサル

薄紫の 帷(とばり)が降りて強がる心も 人恋しこっちを向いて 笑顔を見せて俺でよければ そばにいるよ散る花 咲く恋 黄昏ワルツ小指の先の 棘さえ疼くましてや痛む

アルプスに抱かれて – 宍戸マサル

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射手座の女 – 宍戸マサル

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ドリーム・イン・東京 – 宍戸マサル

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よせばいいのに – 宍戸マサル

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風のたよりに 噂きいたよいまでも ひとりだってね生きてる限り 幸せなんて少ないものさもしもあのとき 勇気があればこんな苦労は させなかったよおれでよければ おれ

星降る街角 – 宍戸マサル

星の降る夜(よる)は あなたとふたりで踊ろうよ流れるボサノバ ふれあう指先あぁ 恋の夜いたずら夜風が ほほにキスしてもふたりは何も言わないで ひとみみつめあうあ

わたし祈ってます – 宍戸マサル

(ルルルル……わたし祈ってます)からだに充分 注意をするのよお酒もちょっぴり ひかえめにしてあなたは男でしょう強く生きなきゃだめなのわたしのことなど 心配しない

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