宍戸マサル
哀愁グラス – 宍戸マサル
吐息が凍える 氷がきしむ
胸の孤独を 揺さぶるように
愛していながら 背中を向けた
悔やみ切れない 男の傷に
沁みる夜更けの あぁ 哀愁グラス
時計を腕から 外してみても
時は逆さに 流れはしない
幸せだろうか 泣かずにいるか
酔えば酔うほど 今夜は何故か
思い出させる あぁ 哀愁グラス
忘れてしまえと 灯りが潤む
風の噂も 夜霧に消えた
あの日に戻って 許されるなら
拭いてやりたい 別れの涙
そっと詫びてる あぁ 哀愁グラス
吐息が凍える 氷がきしむ
胸の孤独を 揺さぶるように
愛していながら 背中を向けた
悔やみ切れない 男の傷に
沁みる夜更けの あぁ 哀愁グラス
時計を腕から 外してみても
時は逆さに 流れはしない
幸せだろうか 泣かずにいるか
酔えば酔うほど 今夜は何故か
思い出させる あぁ 哀愁グラス
忘れてしまえと 灯りが潤む
風の噂も 夜霧に消えた
あの日に戻って 許されるなら
拭いてやりたい 別れの涙
そっと詫びてる あぁ 哀愁グラス
男はおろかな 旅人さ地図にはない夢 追いたがる女は哀しい 旅人さ心の迷路で 立ち尽くすどんなに遠く 離れていても独りにしない 泣かせはしないあぁ終着駅には ただ
バラの素肌に 情熱まとい愁いの靴を 脱ぎ捨ててくれ愛されたい 愛したい永遠でも 刹那でも踊れ 踊れ 女は太陽燃えて 燃えて 男は夜燃え尽きてこの胸に あぁ沈むま
薄紫の 帷(とばり)が降りて強がる心も 人恋しこっちを向いて 笑顔を見せて俺でよければ そばにいるよ散る花 咲く恋 黄昏ワルツ小指の先の 棘さえ疼くましてや痛む
染み渡る空を 遠く見つめれば心よぎる懐かしい あなたの笑顔移り行く季節 とおり過ぎる恋茜色の夕焼けが 悲しみに染まる愛し合った日々の 思い出はいつの日かかけがえ
追いかければ 逃げて行くあなたは罪な 男ね好きになったら夢中よ 奪ってみせる今夜はきっと私の愛で 狙い撃ち炎のように 燃え上るうまれた星座(ほし)は 射手座一度
好きよ好きで 燃えるほど好きなのよあなたの胸で 少しのあいだ眠らせていいの今夜は 私のそばにいてね甘えながら 酔いたいのこんな気持ちに させたあなた罪な人吸い込
いつまでたっても 駄目なわたしね女に生まれて 来たけれど女の幸せ まだ遠いせっかくつかんだ 愛なのに私のほかに いいひといたなんてどうにもならない 愛だとわかっ
風のたよりに 噂きいたよいまでも ひとりだってね生きてる限り 幸せなんて少ないものさもしもあのとき 勇気があればこんな苦労は させなかったよおれでよければ おれ
抱かれたら終る 男と女より手枕のままで 何んにもしないで指さきを拒む 心の裏側で悲しいほど 好きでいればいい愛が涙の 破片(かけら)になっても心にあなたを宿して
星の降る夜(よる)は あなたとふたりで踊ろうよ流れるボサノバ ふれあう指先あぁ 恋の夜いたずら夜風が ほほにキスしてもふたりは何も言わないで ひとみみつめあうあ
(ルルルル……わたし祈ってます)からだに充分 注意をするのよお酒もちょっぴり ひかえめにしてあなたは男でしょう強く生きなきゃだめなのわたしのことなど 心配しない