一二三

こころちゃん – 一二三

どこへ行ってしまったのかい あたしのたいせつな こころちゃん
急に居なくなってしまった あたしのたいせつな こころちゃん

大人になる道中で どうやら迷子になったらしい
進みたい場所を 指さしてくれた こころちゃん 今どこかな

何したいの 何になりたかった ねぇ
どこへ行って どうなりたいの ねぇ
道を きっと 踏み外さないで
暗くなる前に帰っておいで

忘れない様にと 手を繋ぎ
はぐれない様にと 抱きしめた
どうしてこんなに あっさりと
大事なことすら分からなくなっちまうんだろう
空の両手 本心 神隠し
夢 未来も 悩み なお目隠し

日が沈んで 暗くなって どんどん 先が見えなくなって
標識すら 生えてない 道 地図も持たずに 突っ立っているんだ

ここはどこ あたし何者なんだ
辺り どこにも居ぬの お巡りさん
頼む 早く 会わせて欲しいんだよ
暗くなる前に帰って頂戴

どうしてこんな ことになった
見失うなと言っただろうが
どっかの天狗に さらわれて
高いところから あたしを 笑ってるんだろう
きっとそうだ 捕まえて 吐かせよう
どこにいんの あたしの こころ は

何したいの 何になりたかった ねぇ
どこへ行って どうなりたいの ねぇ
まずは第一希望 教えて ねぇ
つぎに第二希望 教えて ねぇ
わからないな 行き先も 動機も
わからないな 一番欲しいもの
どこへいった あの頃の 心は
大人になる前 帰っておいで

忘れない様にと 手を繋ぎ
はぐれない様にと 抱きしめた
どうしてこんなに あっさりと
自分のことすら分からなくなっちまうんだろう
手探りで 見つめ直していけよ
なんのため なにして 生きていこう?

急に 戻ってきた こころちゃん 迷いの霧が 晴れたみたいで
あたしの 心に 一陣の 風が吹いて 厄が払われたようだ

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