一二三

のっぺら – 一二三

あの子みたいになりたくて 特徴をなぞっている
あの子みたいになりたくて 外見を寄せている
眩しいね 君もさ 釘付けになってるんだ?
最初から不利だと分かってしまった

あの子みたいに 可愛い声で笑ってたいな
あの子みたいに 輝いた 髪を揺らしたいな
羨望の眼差し 塊の様になって
私 惨めなんだって 気付いてしまったんだ

端(はな)から 比べたって
私には 何も無い
君が好きそうなもので 固めちゃおうか

暗闇に 笑顔も 怒る顔も 私らしささえも全部
捨てちゃったら 君に合わせる顔も無いな
空っぽの 私には何も無い 君に好かれたいのに
何が要るのか 答えが分からないまま ぼやいた

何者かになりたくて 特徴を探している
何者にもなれなくて 自分を責めている
悲しいな 君にさ 見て欲しいと思ってるんだ
誇れるようなものは何も無いけれど

なりたいものになるため 白く塗りつぶした自分に
取って付けた様 あり合わせの 着色で誤魔化そうと

一つ 一つ 装飾が
増えては 「重いな」って
辛い 辛い 自分を失ったみたいだ でも

飾らない私を 褒めてくれた 君の言葉に救われて
どうしてかな 私には響きすぎたんだ
足りない何かに 一つ気付けて 気持ちが軽くなって
それだけで良い それだけで良かったんだ 初めから

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