シギ

僕の太陽 – シギ

笑いながら君のことを考えていた 細い目をした君の笑顔
君の閉まった胸の痛み 僕は知らない
打ち明けてよ 抱きしめたい
なんてことを僕は言えるはずもない 弱虫だろう
明日も雨が降るだろうか

切ない 切ない 君を想うと
どうしたらいい この思いを
泣きたい 泣きたい 君がいないと
僕の揺れる声聞いてほしい 今すぐ

僕の気持ちを君に伝えられるなら
なんて話そうか 嫌われてしまうだろうか

忘れて 忘れて 忘れていいから
だから必ず 思い出してね
僕と君は 同じ音の中
抱き合うように 混ざり合うことを夢見てる

出会う 三月の少し早い春
広い空の下 巡り会えた東京で やっと

君は太陽 僕の太陽
近づきすぎると燃えてカスになるから

これくらいの距離でいれればそれでかまわない

だから今日も明日も 君は君のままでいて
それでいい

切ない 切ない 君を想うと
泣きたい 泣きたい 君がいないと

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証明 – シギ

遠くの 人ごみの目障りな街灯の耳鳴りと女とロマンチックな情景繰り返し流れすぎた街中の音楽が意味を失くすロマンチックな悲劇語りきれない言葉は静止画にはめこむ誰かが

愛の輪郭 – シギ

心失くした君のことを誰よりも僕は想っている大事なことをひとつだけ教えてあげよう 君に喜びと不安 めぐる君を今すぐ連れて行きたい会いたいことは必要ってことだ君を愛

ハナレバナレ – シギ

連れ去ってってほしいこの世界が全部嘘だと知ったから泣かないでほしいあたしの気持ちが嘘だとしても受話器越し 震える声寂しい夜は あたしの事だけ考えていたんでしょう

白い闇 – シギ

真白な世界なら 僕等は夢見がちにはなれない征服できるだけの悪魔がいなきゃ僕等は正義きどりは出来ない君にとっての平和が僕にとっての悪だとしたらどんな答えを出したら

思いのまま – シギ

大嫌いだった 憂鬱を責めるような太陽面白みのない 血も涙もない人殺しのニュース七時半になって カフェインまみれになって家を出るそんな僕を 惜しげもなく愛する彼女

輝いた – シギ

体交われど 血は交われず僕等いつもひとりぼっちに涙してただけど、ふたりだから手を繋ぐこと違う体温と感じあえて孤独は消えていくんだねもう前には進めないと決めつけて

黒い雨 – シギ

涙を蒸発させながら歩く思想の失くした人間が赤信号を渡って生物に変わる日々は淡々と流れる白黒の街言葉は武器か盾に変わり母を探す子供が赤信号を渡って姿を消すんだ黒い

KYOTO – シギ

逢いに行くわ 汽車に乗って幾つもの朝を 花の咲く頃に泣き疲れて 笑ったつないだ手と手を 離せないままで季節が終わる前に あなたの空を流れる雲を深く眠る前に あな

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