君のバースデープレゼントを探し求めて 週末のムードに浸る街へ出る
君が欲しがってた空色のスニーカーは 確かそこの角曲がった店にある
突然の違和感に僕の視線は誘われ
振り向いた先で君は知らぬ男と歩いていた
フルスロットルで思考が回り揺るぎない日々が
愛おしいほどにこぼれていく
止めどなく君と飼い慣らした信じるという感情は もろくも崩れ瓦礫になった
皮肉にも初めて見る事になった君の 赤いヒールとその他の跡をつける
予想外の出来事に頭は打ち付けられる
二人は君の部屋のドアの中吸い込まれた
失意フリーズして思考が止まり暖かな日々が 愛おしいほどに溶けていく
止めどなく君に繋ぎ止めた信じるという感情は いとも容易くあぶくになった
フルスロットルで回し続け 煙吐いた頃 気付けばドアの前に立っていた…
果てしなくゼロに近い希望のドアに手伸ばした時に
二人の声が聞こえてきたのさ
フルスロットルで焼きつかせた 頭でも分かるような
何気ない姉弟の会話だった
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