広くなったリビングで
思い切りあくびしてやるさ
テレビだってつけたまま
ソファで寝てやるさ
ダメになった僕をみて
君はなんて叱るかな
どうせ会うこともないや
気にしても無駄さ
コーヒーが苦手な君のため
買いためた紅茶を
無意識にまた 選ぶ心が
なんだかちょっと憎いな
きらきらってきらめいたのは
何もない日々のふたり
たまにうざったくなるくらい
何もない日々のふたり
ゆらゆらってゆらめいたのは
女々しいよな 僕ひとり?
ありきたりなことを言えば
まだ君のこと すこし恋しい
「またすこし太ったかも」と
凹んだ君を笑ったのは
下がり眉愛しくて たまらなかったのさ
久しぶりに聞く その声が
変わらず優しくて
嬉しいような 悲しいような
ああそうだやっぱ痛いな
きらきらってきらめいたのは
何もない日々のふたり
たまにうざったくなるくらい
何もない日々のふたり
長すぎる喧嘩くらいに
思わせてよ しばらくは
ありきたりなことを言えば
まだ君のこと すこし恋しい
ありきたりなことを言えば
ただ君のこと すごく恋しい
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