もう20年も前この街を出てから
僕もずいぶん歳を重ねてきた
今更なんて言わずに 帰る僕を
君は「おかえり」と迎えてくれるかな
君に「ただいま」を言っていいかな
あの日 僕が旅に出たのは 故郷が嫌いになったからでなく
あの日 僕が旅に出たのは 僕の居場所がここにはなかったからだ
いつか夢を叶えたら 胸を張って帰って来ようと
いつも思い続けながら 夢というものは少し先にあるものだ
いつまでこうして旅を続けながら 故郷に背を向けているのか
振り返れば 叶えてきた夢のひとひらが
あの日に閉じた胸の扉を もう一度 開こうとしている
もう20年も前この街を出てから
僕もずいぶん歳を重ねてきた
今更なんて言わずに 帰る僕を
君は「おかえり」と迎えてくれるかな
君に「ただいま」を言っていいかな
いつも夢を叶えるために それが恩返しになるはずと
いつもあちこちで夢と笑顔を 振りまくうちに自分さえ見失ってた
いつか そう いつの日か 会いたい人がいる 帰りたい場所がある
いつか ああ いつの日か そう思う今が その時なんだ
いつでも たとえ どんな時だって 変わらずに味方でいてくれた
そんな場所が残っているのなら
17の頃の僕に戻って もう一度生きてゆけるかな
もう20年も前この街を出てから
君の暮らしも色んなことがあっただろう
今からだって生き直せるはずさ
君は「おかえり」とドアを開けてくれるかな
君に「ただいま」と抱きしめていいかな
もう20年も前この街を出てから
僕もずいぶん歳を重ねてきた
今更なんて言わずに 帰る僕を
君は「おかえり」と迎えてくれるかな
君に「ただいま」を言っていいかな
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