Plastic Tree
-
Invisible letter – Plastic Tree
なんとなく晴れすぎた日には君といた雨を思い出すあんなにさ近くだったのに気づいたら離れてしまったな 退屈するまでこのままでいるよ胸に響いてる音に重なって きっと昨日までゆっくり忘れたら時計の魔法で明日とすれ違うずっと恋しさにこの手を掴まれて知らない景色に僕はどれだけときめくかな 不思議なほど光る季節 浮かべながら 心から願ったものならこっそりと隠してあるけど上手にさ言葉にするのは難しい気がしてしまう…
-
シカバネーゼ – Plastic Tree
振り向き様に気をつけてあぁ毎回じゃないディナーはギロチン待ちで混んでるね 初めてなのかい?3日置き位じゃないともたない奴らがもたない薄汚かったイメージはもう昔の話懐かしい話サニーデイサニーデイお待ちかねの催しだ 黙視の末にしゃがみ込んでただ一点凝視君からどうぞ 可笑しいかい?振り向き様に気をつけてあぁ毎回じゃないディナーはギロチン待ちで混んでるね そこを曲がって角に座って 鹿の子供がお辞儀をしたら…
-
宵闇 – Plastic Tree
いたずらに焦がれては 揺らめく残響の中黄昏に寄せ合えば 静かに違う視線 ありふれた始まりは かすかな色なき風回りだす歯車が 歪に軋む音 願っては抱いて 鳴りだす鼓動裂けては乱れて 途切れるまで刻んで 密やかになぞる指 体温感じたままで何度でも巻き戻す二拍子 夜に添う 嘘 触れては絡めて 重なる影明けては照らされ 消えてくまで 哀情なら分つと知って また戯事繰り返す 触れては絡めて 重なる影明けては…
-
メルヘン – Plastic Tree
薔薇色 枯らさないで 時計が回るようにあの人 愛しくって 魔法をかけてるんだごめんね 知らなかった 綺麗な顔のまま仮面の下は ずっと歪んで泣いてたんだ ねぇ また花開く麻痺した舌と舌全てを受け止めてほら いま腕の中 夢さえ お終いに気づくから交わりは寂しく 間違いは愁しくこのまま時間ごと連れてって指先が触れたら何処までも攫っていって 祈ってみても きっとそれに意味はないよ絡んだ赤い糸も解くと切れて…
-
ゆうえん – Plastic Tree
憧れも虚しさも 過ぎゆく日のうわ言儚さに願う程 途切れ明けてく暁 理は欠けたまま 散りまどわす風先仰ぐ手をすり抜けて 揺らぎ落ちてく ひとひら 深く鮮やかな夜の痕を追いかけながら赤く染めかけた夢は褪せて焦がれるだけ朽ちた色 空霞み移ろえば 頼りのない果てまで浮かべては立ち止まり 解けて消え入る淡雪 永く不確かな日々の跡に問いかけながら越えてすれ違う季節独り重ねる度 暮れる影 巡りもう一度明日を選べ…
-
ライムライト – Plastic Tree
歪な夢ばかり転がった部屋聴こえ出した唄に酔えば過ぎてく時はただ懐かしいだけ隠れてた孤独が軋む 迷えば夜は優しく手招き帳が降りる 月明かり、突き刺さり ライムライト照らしたのは 欠けたこころ回り出す、踊り出す ライムライト賑やかす星の喝采 いつかは何もかも忘れてしまうそんな筋書きだと知れば嘘を飾りつけておどける事も悪くないと笑う僕ら 今だけどこか攫って願いが錆び付く前に 赤い色、青い色 ライムライト…
-
no rest for the wicked – Plastic Tree
ピリついた視線は踊り酔い痴れていて午後6時 水曜日 界隈荒れて 察してまだ序章 時計のゼンマイ巻きすぎたのか指先は真っ白 見つめあう真っ青なノーレストフォー ザウィキッド[痛烈な波状渋滞] 構想は色取り取りパレット 実働以上の収穫発想の咲き乱れる様 虹と苺 まもなく黒い水 異臭漂う 酩酊しきるチキン共と メイビー そっちはまともな奴だけこっちでデッドオアアライブダンスはいかが? 沁みついた白紙はそ…
-
夢落ち – Plastic Tree
始めから全部これは夢でした そんな終わりかもなぁ星も生まれては消滅するから 極論どうでもいいどれくらい経った?現在?過去?未来?散らかった疑問符です秘密色の空 知らない気持ちまで すべて映すつもり 寂しさの定義って 数式じゃないし意味のない謎掛けだって 笑う きらり ゆらぎ 儚ない日々は まるで光の粒のようだねあわく あまく 忘れる頃に 今日が始まるのでしょう 割れた画面からとりあえず流す 壊れか…
-
痣花 – Plastic Tree
羽をもがれた蝶みたい 影が伸びてそう見えた無邪気な愁しみにただ 揺れていた 暮れていた百度の恋知っても 慣れてしまうしか術なくどこにも行けないままで この身体 この心 同じ場所をぐるぐる回る 出口なくて 二度と戻れなくなる 僅かな塵を追うように 眺めてた夢覚めてひとり残像 かげろう模様 水彩で描いたら いずれ真っ赤に流れる想い 青褪めた気持ちだけ残る歪な形が奇麗 咲いていた花の跡 花の跡 花の跡 …
-
ざわめき – Plastic Tree
それはおとぎ話 月光 嘘を見抜いた朗読 胸の内 結末 子供騙しで リアリズムの妄想で 意味不明に自己暗示曖昧な運命も成れの果て ざわめきで また不意に夢が覚めて悪戯に ただ記憶彷徨うだけ睫毛の先が 触れた距離も遠くなんて 告げて 逃げて 懺悔に応答無く 静かでとても騒がしいいつかは忘れましょう 追憶 燃えて広がる デュアリズムの論争で 答えなき自問自答多角形の感情で切ったの、どこ? まばたきで ま…