miolly

夏の透明猶予 – miolly

うざいくらいの晴天に
目を細めてしまう
書かされた職業欄
オトナとかできないよ
バケツに溜まった感情は
涙だけじゃなくて
不安、焦りと成長痛
抱きしめてよ
投げ出したくなった
まわりの目ばっか気にしていた
踏み出せないで終わってしまう
執行猶予みたいじゃんか
透明な未来へせーので
「あぁ、つまんねーなぁ!」
まだ大丈夫って思い込む
夏空の下
「したいことなんてない」
(それ正解)
「夢を持っていなさい」
(それ不正解)
私はずっと笑えてる
夏は終わらない
言葉にできない想いが増える
優しさ、気遣い
あと恋とか
イヤホンつけたまま数分間
眺め続けてた車窓(まど)みたいな
青いフィルターで世界と見つめ合って
少し寂しくなる
叶わぬ夢たちが
そこら中寝転んで泣いている
不完全な悔しさって
どこにぶつければいいんでしょうか
「気にしてない」
って自分に唱え続けたら
いつの間にか見失った
本当の私
些細なことで絶望して
泣き疲れたまま夜が明けた
割り切れない昨日があるから
強くなれる
限られた時間を大切にしたい
この早さで人生って進んでくんだね
透明な未来へ、せーので
「あぁ、つまんねーなぁ!」
まだ大丈夫って思い込む
夏空の下
投げ出したくなった
まわりの目ばっか気にしていた
踏み出せないで終わってしまう
執行猶予みたいじゃんか
透明な未来へせーので
「あぁ、つまんねーなぁ!」
まだ大丈夫って思い込む
夏空の下
したいことなんてない
夢とかあったらなぁ
でもやっぱ諦めたくない
全部正解にしたい
誰のためでもない
今を駆け抜けたい
私はずっと笑えてる
夏は終わらない

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