日が長くなったな
汗が滲んで冷めた額
蒸した部屋の外でひとり
中に戻る気も起きなくて
けど君がいないんじゃな
乾かないんだな
遠くに君を見る
ひとりであの青をひたすら覗く君を
春の終わり風の中二人で
ただじっと眺めた空
あまりに澄んだ苦しい青だから
言葉の一つもなくて
杪春に君と詠めた上の空
日は午後にかける
窓を強く閉めて ガラス越し
氷の音が微かに響く
いっそこの体ごと
けど君がいないんじゃな
温いままでいいかな
俯く 葉の香り
このまま腕も足も目も溶けてしまえ
春が終わるまでの花揺らいで
ひとり上向いて叫んでた
果ての色も見せない青だから
何も考えなくていいや
咲く花に重ねた僕等空任せ
風が止む 息を呑む
目を開く 空に立つ
雲を割く 花が散る
視線の先 君がいる
あの花は青を覗いた枯れていく
春の端風待つ君は
春の終わり風の中二人で
じっと眺めた空
あまりに澄んだ苦しい青だから
言葉の一つもなくて
杪春に君と詠めた
春の端風待つ君は五月晴れ
人気の新着歌詞
スープ – miolly 確かめたい その温度差これじゃ足りないいや そんなのどうだってよかったあの声があれば 言葉があればまだ君に近づけたかななぞったリフも 生き急いだ昨日も安っぽいか
レモネード – miolly 身体が欲してるの気が付けば探してるこの季節によく似た香りちょっと切なくて本当はわかっているのその色の染まり方当てにならない記憶の風味強すぎたかも…二杯目が始まる
人魚姫 – miolly そういえばさ 夢を見てた今日くらいはこっちでさそういえばさ こんな詩も君には多分届かないんだ待っててねこの足じゃきっとまだ行けないよ待っててね救われないのか私じ
飴細工を撃ち抜きたい – miolly 春先の夕暮れ路地裏を歩く予定通りあなたとすれ違う出来合いの運命をなぞるすべてが仕組まれた演出でそんなことつゆ知らず今日もねこの目奪ったあなたを撃ち抜きたい!運命
トレイス – miolly わかんないや まだわかんないや上手く描けないってほら何回目なぞったってブレてしまうんだイメージできないってもう散々でわかんないや まだわかんないや言い訳したって
リライカ – miolly 黙ってないでまだ君とならずっと明日を待っていた黙って待っていた強がって待っていたきっと明日になれば想像よりもずっと綺麗に写るはずとずっと尖って待っていた退屈な人
私らしく – miolly 馬鹿にしてきたあいつも今は大人になってるのかな馬鹿にしてた英語の教師もどこかで生きてるのかな不必要な記憶とか今じゃないって曲もたまにそこから私を見ている頼っては
文学少女 – miolly 僕のプロローグで笑う君を借りた本の隅に閉じ込めている見開き 二行目指でなぞった君が消えた逃げるように最初からおとぎ話のような感覚で出会うまでは戻らないと言ってい
風鳴 – miolly 君が部屋を飛び出した 追いかけるのを躊躇う時計の針はそのまま 漂うのは残り香だけ見慣れない場所に来た 夕焼け 丘上 影二つ黙ったまま腰を下ろす 隙間吹き荒んだ風
残像 – miolly 海辺に咲いた花が笑う何を残せたか砕けたガラスの欠片を探すような進めずにいた触れるのがきっと恐くて指の間をすり抜ける砂のような掴めずにいた近づくほど遠ざかっていく
ボイス – miolly いつもの改札をくぐり抜け座って待ったホーム来たみたいだ 行かなきゃ人込み 掻きわけて外に出たイヤホン抑えて意味もなくボリュームを2つあげた思い出のコピーばっか使
遥遠 – miolly ずっと歩いてた一人当てもないままひたすらに描いた理想も破り捨てたまっさらな紙に救われた夏の瀬 跨いだ芽 乾く汗 まだ歩く霞んだ目 映り込む 僕等散る花火街を抜け
夏の透明猶予 – miolly うざいくらいの晴天に目を細めてしまう書かされた職業欄オトナとかできないよバケツに溜まった感情は涙だけじゃなくて不安、焦りと成長痛抱きしめてよ投げ出したくなったま