kokua

夢のゴール – kokua

学校のグラウンドに沈む 夕陽に染まって
シューズが破れるくらい練習した
遠い夏のにおい

ぼくの夢はずっとまっすぐだった
いつか世界の舞台へ駆け上がるって

ぼくにとってスタジアムはいま
会社の大会議室
君にとってホームランはきっと
家族へのプレゼント

あの日なりたかったスター選手と
同じハッピーと感動を約束するよ

ずっと握りしめてきた夢はまだ終わっていない
あきらめた日が ゴールじゃないから
ずっと追いかけてきた夢が生まれた場所
そこに戻れば 夢はまた始まる

君がなりたかった夢って何?
パイロット スポーツ選手?
アイドル 医者 パティシエ 声優 教師?
アーティスト? デザイナー??

それは職業のただの名前で
君が歩いていく道の名前じゃない

誰かにとって君はアーティスト
夢与えてる
誰かにとってぼくは高校教師
言葉を残す

夢って言葉に憧れてた頃
本当の輝きに気付けなくて

きっとぼくらが生きる 最高のカタチは
誰かのための自分になること
何もない毎日でも 君がいてくれることで
誰かにまたひとつ 笑顔が生まれるよ

ずっと握りしめてきた夢はまだ終わっていない
あきらめた日が ゴールじゃないから
世界中が熱狂する スーパープレイの代わりに
誰かを笑顔にする ファインプレイをするよ

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