HATAKE

巣立つ – HATAKE

途切れたあの日から
真っ赤な嘘になり腐って日々を溶かした
生月の奇跡にはまだ居ないんでしょ
幼き記憶の合間に浮かぶのは飾りか
私は誰の何ですか

自然と目が合ってた頃を思い返えせば大人か
相変わらずなまま
今変わらぬ愛を見透かしておくれ
決して騙した訳ではない
言い逸れただけなんだ
この今にこの幸せの結末は残酷だもの

だったら私何処へも行かないから
夜明けを覗いてまでも
暗闇で救いの愛の歌を
何処かで探す真似なんてしないから
遠く遠い街を見て

途切れたあの日から
真っ赤な嘘になり腐って日々を溶かした
生月の奇跡にはまだ居ないんでしょ
幼き記憶の合間に浮かぶのは飾りか
私は誰の何ですか

抱えきれぬ事の多くを投げやりにしてしまえば
恐怖と戦わず済む
全て楽になって生きていける
自然と目を逸らす様になり
笑えない日を過ごすの
幾度と無く受け入れる事を諦めていたのかもね

だから私何処へも行けないんだね
独りの夜が多いよ
泣かないがすれ違いの歌を
あいつに向ける事なんてしないから
今は風に任せて
委ねてみようか

途切れたあの日から
真っ赤な血が宿り巡り合わせの今だろ
貴方方の事だけはずっと
信じてもいいんでしょ
暗闇の中目を閉じて浮かぶのが
貴方の顔じゃ無ければ
私は今巣立てたんだね

隼の様に駆けてゆけ遥かに
眩しく思える人も居るだろうけど
隼がいつかあの北斗を目指して
帰る場所は此処だと示すから

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