HATAKE

  • 巣立つ – HATAKE

    途切れたあの日から真っ赤な嘘になり腐って日々を溶かした生月の奇跡にはまだ居ないんでしょ幼き記憶の合間に浮かぶのは飾りか私は誰の何ですか 自然と目が合ってた頃を思い返えせば大人か相変わらずなまま今変わらぬ愛を見透かしておくれ決して騙した訳ではない言い逸れただけなんだこの今にこの幸せの結末は残酷だもの だったら私何処へも行かないから夜明けを覗いてまでも暗闇で救いの愛の歌を何処かで探す真似なんてしないか…

  • 春霞 – HATAKE

    深い森に現れた敵を倒した夢を見たいつもいつも鮮明に覚えてる君と繋いだ手の感触もこれ以上僕に何を起こすの?もう耐えられない白い毛も増えていく時代は変わる季節は巡るその始まりを今を共に歌いたいの これ以上世界が変わったとしても君は君のまま変わらずにいて欲しいの 春だからといって君と手を繋ごう何もいらないよ遊び尽くせ今日だけだから一度だけでいいから全てが美しく見えたそんな春の日だ これ以上世界が変わった…

  • 望まない朝、尽きない夜 – HATAKE

    瞼を擦る度私惨めに思うの他人と容姿が違うとか当たり前でしか無いと思ってたのに下手くそな生き方が私を生きづらくするの未来の話なんて出来やしなかったよ孤独と2人っきり物心付く前から憧れてた私像に近づくことも許されはしないのか嬉しいや悲しい感情剥き出せるような誰でもいいの巡り会いたかったよ 日々を続けてく意味を問い続けた答え立ち入り禁止の場所へさよなら さようなら 朝を望まない夜を諦め損ね今此処に立って…

  • 傷口 – HATAKE

    暗い部屋にたそがれ一人じゃないと言い聞かせた貴方と会うたび確かめるのはあいつにとっちゃ辛かったのかもしれない夕暮れのチャイムもう子供じゃないんだな いつになく今日は静かでラブソングが悲しく聴こえる想ってるだけじゃ叶わないね確かめなきゃねもう離れてくだけだろ響かない音もう子供じゃないんだな カラスが泣いたから明かりが消えたから君ももう疲れたろう惨めな俺を捨ててくれ 徐々にズレてく価値も定められた概念…

  • 漣 – HATAKE

    漣連れて行ったあの子を返して冷たく心打つ波に揺さぶられたのか隠した暗い過去をまた思い出すならその時私は1人で生きてけんだろうな もう一度あなたと出会えたら纏う縄をほどいてと言うから塞いでた耳の奥の奥までも貴方の泣く声がする 寄せては返す波のような貴方と私の駆け引き今でも二人帰れぬ過去の話をする貴方が漣にのまれて 漣連れて行ったあの子に幸を貴方はきっと言うだろう必要ないのと犯した罪を着せるわけではな…

  • recall – HATAKE

    名前も知らない時から君に恋をしていたなんの根拠もなくただ直感でさ幸せにしたいと思ったでもいつかは終わるのだと紙切れのように飛び回って遊び回って弄ばれ今でも思ってるよ この会話が途切れないようにこの関係が途切れぬように普段からこうだって偽ってただ過ぎてった涙がでてしまっちゃうくらいに振り向かない君だから遂に僕の頭ん中から君を消してしまった 分かんないよ分かんないよ君の頭ん中分かんないよ分かんないけど…

  • 漣 – HATAKE

    漣連れて行ったあの子を返して冷たく心打つ波に揺さぶられたのか隠した暗い過去をまた思い出すならその時私は1人で生きてけんだろうな もう一度あなたと出会えたら纏う縄をほどいてと言うから塞いでた耳の奥の奥までも貴方の泣く声がする 寄せては返す波のような貴方と私の駆け引き今でも二人帰れぬ過去の話をする貴方が漣にのまれて 漣連れて行ったあの子に幸を貴方はきっと言うだろう必要ないのと犯した罪を着せるわけではな…

  • 生まれ – HATAKE

    思い出話の続きには至らない二人だから未来の不安に怯え続けてるのでしょう身の丈に合わぬと知りながら過ごして気付いた肌に触れて優しさに触れて愛を知った みくびってるんでしょう見放してくれよ俺も全て終わらせたら楽なのにね 黙って手を繋いだんだね会えなくなる理由を壊してたんだね二人は二人で全てを任せていたのかも知れないね 夢に描いた未来像には見当たらない二人だからこの物足りなさに怯えて続しけてるのでしょう…

  • forgive – HATAKE

    頬を流れていった雨屑くらいの悲しさで揺れた陽炎に心奪われそうになる 夢の中二人手を繋いで花火を見てた夕陽が沈む頃暗い中幸せを噛み締めた 許されたいよな今夜だけ許されたいよなたとえ君が欲しがったとしても許されないよな過去の過ちなんて許されないよな僕の存在 「今夜は月が綺麗ね」と隠れてキスをする夕方のチャイムが僕たち二人を急かすんだ 許されたいよな今夜だけ許されたいよなたとえ君が欲しがったとしても許さ…

  • 残火 – HATAKE

    重ねるごとに薄れていくよ今に囚われ明日を見れずに目の前にある残酷でさえいつの間にか希望に変わる 忘れないよ忘れられんな悲しい過去も楽しい過去もこの世界に流されぬように今も轟く残り火がある 微かに微かに見える光を辿ればあの日あの時に交わした約束の一つ一つだけ あの日目の奥に映った衝撃もあの言葉が動かした衝動もなぁそうだろ人なんだろ怖くて怯えてしまうもの あなたが今生きている証明が僕が生きてる事になら…

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