頬を流れていった
雨屑くらいの悲しさで
揺れた陽炎に
心奪われそうになる
夢の中二人
手を繋いで花火を見てた
夕陽が沈む頃
暗い中幸せを噛み締めた
許されたいよな今夜だけ
許されたいよなたとえ君が欲しがったとしても
許されないよな過去の過ちなんて
許されないよな僕の存在
「今夜は月が綺麗ね」と
隠れてキスをする
夕方のチャイムが
僕たち二人を急かすんだ
許されたいよな今夜だけ
許されたいよなたとえ君が欲しがったとしても
許されないよな過去の過ちなんて
許されないよな僕の存在
揺れる肌に触れる甘えたくはない
風に吹かれただ時が過ぎるだけ
夏のせいにして無邪気に笑い転び踊るのさ
どんな過去も夏のせいにして
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