片付かない部屋で 流されるままに
「君だけのため」を騙った歌
誰も奪いにこない その石ころをさ
必死に抱え込んでどうしたいの
綺麗な想い出に手を振ろう 銃声が宙を舞う
明日からは君の細い手が汚れないようにと祈るけど
蝕まれているんだ 今彼女は苦しくて治らない病だ
チョコレートチップが溶けるくらいの温度
微かな熱 まだ銃身にある
ベトベトになった ボロボロの鍵盤で
君だけの音 こっそり教えて
綺麗な想い出に手を振ろう 引き金が空を切る
微笑うように君へ繋ぐ手が途切れないようにと願うから
僕らだけにわかるその合図と何も飾らない言葉で教えて
殴るような 憎むような 狂うような 痛むような
望むような 繋ぐような 叫ぶような
メロディが跳ねて散らばる
明日からは君が一人でも闘えるようにと歌うから
呼吸するように色を取り戻すよ 今も変わらない言葉とメロディ
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