トロイメライが通り過ぎたあと どうして胸が軋むのかな
なんて不便な心が在るんだろう それをわたしは憎んだ
だけど隠し切れないほどにあなたのことが好き
ずっと迷わずにいられたらどんなに楽だったろう
時計は巻き戻らない
だとしたらあなたを抱きしめるためだけに生まれたかった
消えてくれない黒い感情がこうしてわたしを支配する
弱い心を皮肉の鎖でがんじがらめにしてるの
それでも夕焼けが綺麗で…
この星に生まれたこと 失望してない
悲しみの向こうでそう思うの
だから苦しくて苦しくて心は迷子になる
ずっと探されず泣きじゃくり飲み込んだ言葉を
誰にも言えなかった あなたに会うまではね
汚れた自分にも価値があるんだって思っていられた
だけど隠し切れないほどにあなたのことが好き
ずっと迷わずにいられたらどんなに楽だったろう
時計は巻き戻らない
だとしたらあなたを抱きしめるためだけに生まれたかった
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