雨が止んで 雲が流れて
空の色が変わるのを見ていた
風が吹いて 雲が乾いて
溶けてく景色が迷っていた
雨が動いて 雲は止まって
濡れゆく街を傘の下で見ている僕は
憂いと名付けて渡して
両手をしまった
雨は降っていた
染まらない朝が僕を呼んでも
それを無視して声を繋いだ
このままただ朝がつかない夜に君を見ている
この浅はかな鏡の中で
月が浮かぶよ
春は揺れて 夏は冷えて
溶けてく景色は動いていた
秋は赤づいて 冬は走って
季節に敏感になるよ
意味のないふりをいつまでも
結局言葉に詰まって
「言って」水分の多い君の声
渦届くはずもないから
僕はまた 夜を跨いだ
雨が止んで 雲が流れて
空の色が変わるのを見ていた
風が吹いて 雲が乾いて
溶けてく景色が迷っていた
このままただ朝がつかない夜に君を見ている
この浅はかな鏡の中で
君が浮かぶよ
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