眠れない夜には誰の子守唄も聞きたくない
ただ君にふれたい
ため息ばかりじゃ空も濁ってく
星も見えないから遠くへ行けない
安い祈りを捧げて待っているうちに
真っ黒な憂鬱が忍び込むぜ
窓を開けて 鈍色の心 ぶちまけて
君の胸に抱かれて粉々に愛されて眠りたい
刺の無い人生に憧れたりもする
夢や希望を素足で駈けてく様に
だけどこんなにも酷く泥濘んでいく
他人の恨み妬みはきっと流されてゆくよ
安らげ もっとプラスチックなソウルを
燃やし尽くせる様に限りある果実を貪れ
孤独を裂いて 鈍色の心 流し込め
君の胸に抱かれて
獣の様に愛してくれないかい
暗闇を見ていた指先で見ていた
僕らに潜んだ気配は狂って眠る
愛の歌を歌いたいんだ たった一度だけ
みんなひとりではいられない
静かに 窓を開けて
埃にまみれた光を 全身に浴びせるんだ
もう僕らに明日はない
歌おうぜ
気休めだって 鈍色の心 ぶちまけて
君の胸に抱かれて 絶望に希望に
愛の気配にうなされて眠りたい
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