いつか君と隣どうし ベンチで
話してたこと 思い出すことにするよ
それは昨日のように 夢のようになって
途切れながら 続いてく 星のメモリー
これまでのこと 思い返しているけど
特にこれといって味のないことだよ
でもね 君の使う魔法の言葉を
僕はそっと隠れて試してるんだ
こんな素敵なこと 他にあると思う?
世界の果てを探しても あなたはただひとり
「この先もきっと 人は相変わらず
誰かのことを想うこともあるでしょう
その度 自分の心は迷路にハマり
どうしようもなく 赤白の旗を振るの」
君は真面目な顔 僕の見たことのない
君は今迷路の中で 何をしているの
「何度も星の輝く空を確かめてみたけど
とても とても私なんかじゃ 届きそうにないみたい」
そんなことを聞いたわけじゃないのに
あまりに君が熱を持って言うから
そのままでいいと それが君なんだと
思ってきたよ 変わらずにいてほしい
いつか君と隣どうし ベンチで
話してたこと 思い出すことにするよ
僕の記憶と 君の記憶の間に
紛れ込んでイタズラする 星のメモリー
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