草野華余子

たゆたえ、七色 – 草野華余子

砂浜に指で描(か)く 大切な場所
寄せるさざ波が染み込んだ
つま先は濡れたまま 次の季節へ行く
時計の速さに気づきたくない

もどかしかったよ 泣きそうだよ
それだって輝いていいはずだ

ああ たゆたえ ほら七色
僕らを海岸線に映して
浮かび上がる景色をもう一度夢と名付けようか
そう 過去や今は 生きてく答えにしなくてもいい
道のどこか 心のどこか 見つけたもの未来に持っていこう

追憶に寄り添ってちゃ先は見えない
視界はいつだって切り替えられる
パノラマはちゃんとある 歴史の数だけ
じゃあなんで見ようとしないんだ 君に問いかける

孤独になったって七色
居場所は絶対にあるでしょ
掴まなくちゃいけないだからちょっとだけがんばってみてよ
そう君も僕らもあの人も 笑っていられるように
願い事や 描いた地図は 無くさぬように胸の中で

さざ波は記憶を ただ攫ったんじゃない
刻み込んだんだよその心に そして海に溶けて…

置いてかなきゃいけないもの
失くしちゃいけないものも
砂の中 輝いて

ああ たゆたえ ほら七色
僕らを海岸線に映して
浮かび上がる景色をもう一度夢と名付けようか
そう 過去や今は 生きてく答えにしなくてもいい
道は続く 心は続く
見つけたものそしてこれまでの大切も未来に持っていこう

海に溶けた僕らの、命の音。

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