燐舞曲

夢想曲 -Traumerei- – 燐舞曲

荒城に月刺さって
銀の騎士に反射した

“瞬動”に 次の一手を察知して

—-
愛とか嘘とか 駆け引きだとか
問題じゃない

その手で導く答えが 全てで
さあ
—-

波濤の月に
赤い聖水を
-神々の祈りと-

現在じゃ

“サヨナラ”だけじゃ 許されないだろう
ただ転生してるだけじゃ

「くだらないな。」

生きても 生きても掴めない [から≒なら]

今はどうか [死なないで] いてね

[まだ]

シェイクスピアも 泣き喚く結末が
導いた未来と 僕を照らした

—-
“God is Halifax, Phalaris, Catharsis”??

心配はないさ
君が退れなければ いいだけさ
—-

現状は

さぁ感情を 鮮血で汚すがいい
祈り・跪き・狂え

「救えないな」

玉座に居座る “[02](王妃)ノコマ”
そもそも 渡す気すらないよ

僕には僕の “正義”があるから

「-世界なんていらない-」

こんな平穏の中

—-
そうさ キミは既に僕のもの
僕と君が統べるべきは

「セ・カ・イ」

“翳した理想” -踏み躙る-
“No.13(マリア)のように”
—-

たとえ
サヨナラが来て 何もかも全て失っても

“世界に終わり”が来たとしても

「譲れない。」

決してココロは掴めない [から]今はどうか [生きて] いてね

[さあ]

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