燐舞曲

「花の手錠と魔物の箱庭」 – 燐舞曲

今の僕には 価値なんかないね
君が踏み躙った 花みたいに

僕の中 内臓(ココ)から悪魔が嗤う
人生って箱には 悪夢(ユメ)満ちてる?

理想の蕾を 2人で捜し
満足行ったら 全てを壊そう
その言葉が絡まる距離まで おいで

価値の無い手錠を さあ、かけようか
僕は世界が欲しい どうしてもだ

「譲れない」

君が僕に 突き刺した延命装置
呪縛みたいな 御伽の話

僕の中で 芽生えた罪悪は
羽化した2人の希望(ゆめ)

何を信じて 進めばいいの
「教会の残響に 僕は“応えた”」
それだけで生きてるみたいで 単純で
軌跡なんてトリックで 笑えない…

世界とらなきゃ はじまらないし
魔物なんて 産まれやしない
君はこの世界には 不可欠で
何よりも君が 必要なんだ。

割り切れなくて 暗闇と見た
青空の下 このステージで

祈り捧げ 幾つか解った
ここからもう何も “ミレナイ”

“ハケナイ”の “ナケナイ”の

世界は脆くて
求めた加害者 堕ちてゆく月

壊れたね 君との音
指切った 天空(ソラ)を追って
“待つから”と 約束を創られた 箱庭
狂った。

君が僕に「手錠」をくれた
優しさなんだって 信じてたけど

君が僕に 灯してくれた
希望の箱舟は もう沈んでくけど

君と僕の 堕天の箱庭

もう終着点。 モトメラレナイ。

次の世界で
君の名前を 呼び止めるから “生きて”

僕と理想の花園で眠ろう、ずっと

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