川村結花

どこにいても誰といても – 川村結花

会わなくなってから 半年が過ぎて
時々の電話で 話すだけでも

こんなふうに 弱い心でいるとき
あなたはいつも
口に出せない 淋しさに
気付いてくれるの

そして
どこにいても 誰といても
変わらずに君の味方だと
ぽつりと云った そんな言葉に
涙があふれて止まらない

同じ孤独 同じ夜を
かかえながら
あなたも過ごしていること
知ってるから

傍にいた頃は 毎日が不安で
見えない影ばかり 追いかけていたけど

一人になって 別々の場所で暮らして
今 思えるの
同じ景色を探して
歩いていると

そして
どこにいても 誰といても
いちばん近くに感じてる
不思議なくらい 信じられるの
素直にあなたの優しさを

たとえ今は 恋人じゃない
だから云える言葉でも
二度とは戻れない
二人でも

そして
どこにいても 誰といても
変わらずに君の味方だと
ぽつりと云った そんな言葉に
涙があふれて止まらない

たとえ今は 恋人じゃない
だから云える言葉でも
二度とは戻れない
二人でも

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