山崎まさよし

ブランコ – 山崎まさよし

何年かぶりにブランコに乗った
高いビルも煩わしさもころがしてやった
ヘイヘイヘイ

そうずっと昔ブランコに揺られて
風に抱かれ時を忘れていた 夕暮れまで
ヘイヘイヘイ

誰かの声に引き戻されお家へ帰るまで
すべてが夢か現実かなんて気にしちゃいなかった
ヘイヘイヘイ

友達ができたり恋に目覚てくうちに
しだいに遠ざかっていったんだ あの場所から
ヘイヘイヘイ

最初は泣いたよ だけど慣れてしまったよ
本当の悲しみが何なのか考えてしまうよ
ヘイヘイヘイ

行ったり来たりを繰り返しながら知らずに時が過ぎ
見渡したらこんな所まで来てしまっていたんだね
ヘイヘイヘイ

あと少したったらブランコ後にして
鞄を揺らしながら戻ろう もうこんな時間だ
ヘイヘイヘイ

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言葉で説明するのももどかしいいやそうじゃない そこじゃない紙一重のタイミングのsatisfactionそれでいい 少し黙ってて痛みから目覚めていく うしろめたい

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