たとえばそれは 遠い夏の幻
幼い僕らが観た夜明けよ
時は流れ 今、同じ陽の光浴びても
心は眠ってる
めくるめく日々はやがて
大切な言葉さえ
思い出せないように
時の底に閉じ込めた
御伽の国のように
別れも、嘘もさらって
流れる日々の中
流されないように
何度も刻み込む
大切な思いを全て
永遠 忘れないように
堅い鍵をかけて
たった一度だけ この灯を消そうとした
今思い出せば些細なこと
時は流れ 忘れゆく小さな恋の欠片
眠れない夜の回想
口ずさむ愛の歌は
いつの間に色褪せた?
大好きなメロディーも
忘れて思い出せない
御伽の国のように
別れも、嘘もさらって
流れる日々の中
流されないように
何度も刻み込む
大切な思いを全て
永遠 忘れないように
堅い鍵をかけて
限りなく深い海の
限りなく暗い底で
僕が観た 最低な終わりは
いつか観た映画でもなく
まして夢でもない
やがて来るこの時を、この日を映したデジャヴ
亡くし続ける世界を
別れも、嘘もさらって
消えゆくこの意味を
この生の証を
何度も刻み込む
大切な思いを全て
永遠 忘れないように
堅い鍵をかけて
please forget me.
さようなら
ありがとう
何も無い 暗い夜に
さようなら
ありがとう
最低な愛しき日々よ
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